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知らないと損する「海外データ通信」まとめ 料金も使い勝手も日本と変わらない?

 調べものに地図検索、レストランの予約と、スマホは旅先での必需品。設定も簡単で料金もお手頃な、海外データ通信の新常識とは?

海外データ通信

【H.I.Sモバイル 変なSIM】
普段のSIMに貼り付ける「サブSIM」という技術を採用。アプリでSIMを切り替えて使う。機種によっては利用できなかったり、SIMカードが抜けなくなったりすることも考えられるので、自分のスマホが動作保証されているか問い合わせを。本体価格は1980円

知らないと損する[海外データ通信]の知恵袋


 海外でデータ通信を行うためのもっとも基本的なサービスは、各キャリアが提供する「海外パケット定額サービス」だ。料金は各キャリアとも、実質的には「一日2980円で使い放題」。この場合、“パケ死”する心配こそないものの、1週間も滞在すれば、料金はトータルで2万円以上になる。それを嫌うユーザーは、空港でモバイルWi-Fiルーターをレンタルしたり、安価なSIMを現地で調達したりといった、やや手間のかかる努力を重ねてきた。

 しかし「このところ、海外データ通信が劇的に便利になっている」とモバイル評論家の法林岳之氏。

「ひとつのブレイクスルーは、’16年にauが始めた『世界データ定額』。24時間980円のオプション料金を払うことで、普段、国内で契約している分のデータ量を海外でも使えるようになった。ドコモも今年の3月に同様のサービスである『パケットパック海外オプション』をスタート。これらによって海外でのデータ通信はぐっとハードルが低くなりました」

 キャリアのサービスはなんでも高いと考えるのは間違いで、使い勝手は日々刷新されているのだ。

 また、最近になって、ここに「クラウドSIM」という新たな選択肢が加わった。

「ネット上にある各国のSIMカードの情報を自分の端末に読み込んで、現地の携帯電話会社の割安な料金で通信が利用できます」

 同様の使い方は、iPadで使える「Apple SIM」でもできたが、現状では日韓米英くらいでしか現地の事業者と直接提携しておらず、それ以外の国ではローミング事業者に丸投げなので、いささか期待外れの感があった。しかし、ここにきて、広範なエリアをカバーするクラウドSIMサービスが登場している。

「香港のuCloudlink社が提供する『GlocalMe』は、世界100か国以上で使えるクラウドSIMサービスです。日本ではグローカルネット社などが扱っていて、いちばん安いプランが1日300MBで780円。また、クラウドSIMを組み込んだスマートフォンも登場しています」

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海外で使えるおすすめルーター・SIM3選

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