18時には完全退社! 40歳“ヒラ社員”の充実した日々
また新宿界隈のスナックで、週一店長としても働いている。
「会社には内緒ですが、時間の融通が利くヒラ社員だからこそバレずに成し得ること。人と話すことが純粋に楽しいし、お客さんは各種業界の方、特にメディア系の人が多い。ここでもお土産として自社商品を渡すので、興味を持ってくれるとメディア露出にも繫がります」
西田さんが広報担当になり、メーカー認知は30%アップ。公私混同の合コンさえ確実に成果へと結びつけ“遊んでるけど仕事はしてる”という社内評価でベスポジを獲得した。さらに、社歴が長くトラブルも各種経験していることから、後輩にさまざまなアドバイスができる点も会社に重宝される理由だ。
「肩書とお金はあっても、深夜まで仕事してる独り身には憧れない。嫁さんや子供もいてワークライフバランスが取れてる人には、多少の妬みがあるかもしれませんね」
広報活動の一環としてのプライベートを充実させる西田さん。また「年収も、少しは上がっています。ただ、この仕事で今の給料でも、もらいすぎなくらい」と極めて謙虚。今欲しいのは、肩書でもお金でもない。独り身を脱出させてくれる嫁さん候補のようだ。
★ここを見習え!…“遊びも仕事”というスタンスでポジションを確立!
<取材・文/週刊SPA!編集部 アンケート/エコンテ>
― [中年ヒラ社員]も悪くない! ―

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