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メンズエステを開業したヒラ社員。初期投資100万円の副業の成果は

社内サバイバルが激化するなか、大多数のサラリーマンは“出世”という一つの目標を諦めなければならない。どうせ一生ヒラ社員ならと割り切り、会社とは別に収入源を確保している人もいる。メンズエステ開業に踏み切った男性に話を聞いた。

出世の道を目指さず年収200万円増のメンズエステ経営

ヒラ社員

サラリーマンとしては出世の見込みがないが、メンズエステの副収入を合わせると年収は1000万円超え。悠々自適の生活を送る

 大手証券会社に勤務する河野祐介さん(仮名・45歳)は、メンズエステ開業に活路を見いだしたヒラ社員だ。河野さんは5年前に些細なミスで、30億円の運用を任されていた資産家の得意先を怒らせ、口座をライバルの証券会社に移されてしまった。 「これで昇進の道は絶たれたようなもの。現在の年収は800万円とそれなりですが、本来なら今の年齢だと年収1000万円は超えていたはず。  そこで、せめて不足している分のカネを稼ごうと思いたち、『100万円副業』とスマホで検索したら『メンズエステ開業』と出てきたんです」

心に余裕ができると年下上司の嫌みも気にならなくなった

 河野さんは過去に2回メンズエステを利用したことがある。これなら少ない初期投資で始められるのではと直感が働いた。 「僕の場合、1部屋しか運営していないので、本当に100万円以下で開業できました。10万円で電話番を雇っているので、日中は会社の仕事に集中できます。  ただ、働いている女のコたちのケアも必要なので、土日や就業後は思った以上に時間をとられてますね」  仮にリストラされても、メンズエステの規模を拡大すればなんとかなると安堵した河野さん。しかし不思議なもので、心に余裕ができると年下上司の嫌みも気にならなくなり、ヒラ社員として順調に働いているという。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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