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織田裕二、江口洋介も…実は歌手をがっつりやっていた俳優たち

反町隆史:クセが強い「ポイズン」のフレーズで有名

 人気ドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)で、四代目相棒・冠城亘役を演じている反町隆史。彼も、主演を務めたドラマの主題歌を担当するなど、歌手として活躍していた経歴の持ち主だ。  1997年『ビーチボーイズ』(フジテレビ系)の主題歌「Forever」で歌手デビューした反町は、この曲で『NHK紅白歌合戦』に初出場。また、1998年『GTO』(フジテレビ系)の主題歌「POISON ~言いたい事も言えないこんな世の中は~」は、後々まで歌い継がれるヒット曲となった。  しかし反町も、2000年の主演ドラマ『ラブコンプレックス』(フジテレビ系)の主題歌『Free』のリリースを最後に、俳優業に専念するように。歌手としての活動は休止状態となってしまっているため、寂しい思いをしているファンは少なくないはずだ。
反町隆史

自身主演ドラマの主題歌を数多く担当し、ヒットを飛ばしていた反町。なかでも、「ポイズン」というフレーズは、現在でも話題にされることが多い。(反町隆史オフィシャルサイトより)

藤木直人:今も精力的! 2018年にはフェス初出演

 ギタリストになるために芸能界を目指したという藤木直人は、デビュー当初から俳優とアーティストの二足の草鞋を履いているタレント。1999年に「世界の果て〜the end of the world〜」で歌手デビューしてから、これまでに16枚のシングルをリリースしている。  一時期は、俳優やタレントとしての活動がメインとなっていた藤木。だが、2017年には約16年ぶりとなる全国ライブハウスツアーを行い、2018年には自身初となる音楽フェスへの出演を果たすなど、アーティストとしての活動に再び力を入れ始めているようだ。
藤木直人

2019年に、CDデビュー20周年を迎える藤木は、7月より全国ライブツアーを開催することが決定している。(藤木直人オフィシャルサイトより)

斎藤工:人気俳優となる以前にシングル3枚をリリース

 今をときめく俳優の斎藤工も、アーティストとして活動していたことがある。2007年にはインディーズでミニアルバムを、2011年にはシングル「燦々」で、メジャーから歌手デビューを果たし、2012年までに計3枚のシングルを発売している。  その後は、斎藤個人としてのCDリリースはなく、あまりアーティストとして目立った活動をしていない。しかし2018年には、自身がメンバーとして参加しているバンドcinéma birdsで、音楽フェスに初出演を果たし、そのステージでオーディエンスを大いに盛り上げたとのこと。これから先、歌手として本格的に再始動する可能性もありそうだ。

 ――歌手として、本格的な活動経験のある俳優たちを紹介してきた。彼らにとって音楽は、決して余技ではなく真剣に取り組むものであるため、俳優との両立が難しいのだろうか…。活動が少なくなってしまうのも、仕方のないことなのかもしれない。<文/後藤拓也(A4studio)>
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