40歳を襲った心筋梗塞。健康診断で異常なしだったのに…前兆はあるのか?
「会社が入院中を有休扱いにし、復帰後も仕事量を調整してくれたので問題なく働けています。任意の医療保険には入っておらず、入院費を含めた治療費は約20万円ほど。現在は2か月に1回通院し、その費用は約1万2000円ですね。まあ、定期的な精密検査で、自分の現状を把握できるのは安心ではありますけど。運動の強度を高めていくときと、信号の変わり際などで急にダッシュするときは今も不安を感じますね」
冬の風呂で心筋梗塞を発症するなんて話も一般的に耳にするが、一見健康でも突然やってくるのがこの病の恐ろしいところだ。
《生還ヒストリー》
39歳 自他ともに認める健康的な生活……空手の稽古による定期的な運動とバランスのとれた食生活を送る
40歳 空手の稽古中に心筋梗塞を発症……普段より激しく空手の稽古に打ち込んでいたら、胸に激痛が走る
40歳 仲間の賢明な判断で救急搬送され治療……救命され、血栓部分の血管を拡張するカテーテル治療を受ける
40歳 職場の理解を得られ社会復帰を果たす……入院中を有休扱いに。2か月に1回の通院で現状を把握している
40歳 現在……治療費約21万円
【生還の極意】
仲間がいる環境に身を置いていたことと、迅速な通報
― [早死にしない]生き方 ―
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