恋愛・結婚

40代・恋愛こじらせおじさんが仕事で大成功できたワケ

「社畜でこじらせ男子」そう聞くと、“デキる人”を思い浮かべることはないかも知れない。

須田仁之氏

須田仁之氏

 2月に上梓した『恋愛依存症のボクが社畜になって見つけた人生の泳ぎ方』(ヨシモトブックス)の著者須田仁之氏は、今から約20年前、複数のIT企業で戦士として身を粉にして働いた一人。なかでも、まだ名も知られていなかったソフトバンクグループにおいて、インターネット通信事業「Yahoo! BB」の立ち上げに参画。孫正義氏とともに仕事をしていたというキャリアを持つ。

 40代となった現在は複数のスタートアップ企業の社外取締役として多忙な日々を送っている須田氏だが、若き頃の恋愛模様を聞いていくと、一言でいって“エネルギーの無駄遣い”が凄い。

「失恋の痛手は仕事で癒やす」

 よく聞くノウハウを愚直にこなしただけという仕事スタイルだが、一方で世の中には恋愛や遊びに集中しすぎて、40代になっても痛いおじさんのままな人も多くいる。

 須田氏はエネルギーの転換を見事におこない、そして大きな成果を上げたわけだが、くすぶり続ける人とは何が違ったのか。今回は痛々しい20代の恋愛を振り返りつつ、エネルギーを成果に転換させる秘訣を教えてもらった。

凄い人にどんどん流され環境を変える


 須田氏のキャリアを見ていくと、経歴も所属もめまぐるしく変化している。全てが上手くいったわけではないが、多くがIT創生期ということもあり、後の成功を収めているのだ。

 いわゆる転職や独立など大きな決断をする際は、頑張ることも重要だが、選択そのものを誤らないことも重要。その観点でみると、須田氏の選ぶものはほとんどが“アタリ”といえるのだが、選択眼の秘訣は何なのか。聞くと「それはただ流されていただけですね。自分の主観は一切入れていません」とシンプルすぎる返答が。

 須田氏は多くの転職を経験しているが、基本的に自分から「ここに行きたい」といった主張はしたことが無いという。ただしそのかわり、ついていく人には明確なルールがあるのだとか。

「おこがましいのですが、社内で1番面白そうな人(優秀な人)に、流されるようにはしていました。最初の就職先のイマジニアでは同期の中で一番優秀だったKくんに。ソフトバンクグループに転職後も、当時の上司であった『おかめ鬼』と『カマ鬼』という、恐ろしくも仕事のめちゃくちゃ出来る人にひたすらついていった結果、今のキャリアになりました」

 ちなみにカマ鬼の方は、現在某東証マザーズ上場企業のオーナー社長であるからまた凄い。

 キャリアを選択する際、やりたい事を選ぶことが大切と声高らかに叫ばれている。しかし選択肢として、やりたい事よりも面白そうな事に流されると、人生は思わぬ方向に転がることもあるのかもしれない。

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恋愛と仕事の共通点

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