更新日:2023年03月20日 11:02
仕事

自宅でバリスタの味が楽しめる!? コーヒーメーカー×AIで実現

IoT製品が「当たり前のもの」に

 だが、iDripが作るのはコーヒーだ。いくら作っても検挙されることはない。  iDripは現在、国内クラウドファンディング「Makuake」で出資を募っている。価格は7万3224円からだが、すでに多くの出資者が集まっている。
Makuake

画像は、クラウドファンディングサイト「Makuake」iDripのプロジェクトより

 プロジェクトの目標金額は100万円だが、期限の日数を多く残した状態で、その目標に到達してしまった。自宅にオンライン環境があれば、このiDripを導入することができる。今や白物家電もIoT化の時代。朝の眠気覚ましに著名バリスタのコーヒーを飲んで出勤する、という日常も非現実的なものではなくなった。  むしろ、数年後はIoT化されていないコーヒーメーカーが骨董品扱いされてしまうかもしれない。10年前まで、我々日本人は二つ折りの携帯電話を世界最先端の製品と見なしていたが、今ではタッチパネルディスプレイのスマートフォンに置き換わってしまった。それと同じことが、白物家電の世界でも起こりつつあるのだ。<取材・文/澤田真一> 【参考】 自宅で世界を味わおう。バリスタの技を再現する次世代AIコーヒーメーカーiDrip-Makuake BrewArt
ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー
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