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いつも1人で遊んでいた女の子を保護したら…ネグレクトへの対応は何が正しいのか?

 後を絶たないネグレクトや児童虐待などの痛ましいニュース。中でも特に発覚しづらいのが、暴行などで体に傷跡は残らないが食事を与えなかったり、子供をほったらかしにするなどのネグレクト(育児放棄)だ。
モンスター親

写真はイメージです(以下同じ)

「そんな親から子供を手助けした」というのは都内に住む主婦の川上まい子さん(仮名・35歳)。現在、小学3年生の娘がいる川上さん。ある子供の親がネグレクトではないか? と感じたきっかけは去年の夏休みのことだった。

いつも1人で遊んでいる女の子に違和感を持つ

「うちは分譲マンションがいくつも並んだ家に住んでいるんですが、そのマンション内に住んでいる子供はほとんど同じ公立の小学校に通わせているんです。小さいときからマンション内のイベントや行事で顔を合わせているので、大体の子は顔見知りなんですよね。マンションの敷地には公園があって、そこで遊んでいる子の大半がマンションの住人なんですが、昨年の夏休みに見慣れない女の子が1人で遊んでいたんです」  初めは「見かけない子だな」ぐらいにしか思わなかったという川上さん。しかし、しばらくしてある違和感を覚えたという。 「それから毎日のように公園に来て1人で遊んでいるんです。少しおかしいなと思ってしばらく様子を見ていると、公園の水飲み場の水を飲み始めたんです。普通、暑い日なんだから親が水筒ぐらい持たすはずじゃないですか。  で、よく見てみるとその子の服の胸のところに小さいりぼんが付いていたんです。タンクトップだと思っていた服は、なんと肌着だったんです。そこで娘に『いつも下の公園で遊んでいる女の子知ってる?』と聞いてみると、娘の隣のクラスの女の子ということが分かりました。娘の話によると、夏休みの間は朝から暗くなるまでずっと下の公園で遊んでいるとも言うんです」  しかし、結局何もできないまま夏休みが終わってしまったと川上さんはいう。だが、それからしばらくした頃、再びを公園で女の子を見かけた。 モンスター親 「娘の習い事を迎えに行って帰ってきたのが夜8時頃なのに、その女の子がまた公園で1人で遊んでいたんです。さすがにこの時間に1人でいるのはどうなんだろうと思って、『お母さんかお父さんは迎えに来るの?』と聞いたんです。  すると首を横に振って、家の連絡先を聞いても分からないと言うので。名前だけはハッキリ言っていたので、娘の担任の先生に連絡してとりあえず一晩だけ家に泊めることにしたんです」
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女の子の親が学校に乗り込んできた
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