45歳でYouTuberになった無職男、驚きの収入と意識低すぎる理由
今や小学生の憧れの職業と言われているYouTuber。人気の配信者となれば、年収は億超えとも言われ、成功者が得られる華やかさと代価は憧れの的だ。だが、人気動画を製作するのは並大抵のことではない。
そんなYouTuberに45歳にして挑戦する男がいる。「無職ちゃんねる」というチャンネル名で活動するくらげネコ氏だ。副業時代と呼ばれる現在、副業でYouTuber収益を得ようとするならまだしも、本業で営む理由とは? 45歳という中年なのにYouTuberになったワケとは? くらげネコ氏本人に話を聞いた。
「定職につきたくなくて、YouTuberになろうと決めました」
そう話すくらげネコ氏。アップしている動画もチャンネル名のとおり、無職を売りにしていて、「無職4年目になりました。」「就職氷河期で人生終わった」「40代低所得者の生活」といったもの。最高再生回数は約1万回と、収益化には程遠い。
「YouTubeでの月の利益は0円。撮影から編集、投稿まで全部自分ひとりでやっているので、コストはかかりません。でも、毎日更新をすることで少しずつ視聴者数が伸びてきて、可能性は感じています。贅沢に億万長者になりたいとかはないんです。もう定職にはつきたくないから、YouTuberになって、少しでも生活費の足しになればいいなと思っています」
なんとも志の低いYouTuberだが、彼の月収は約8万円。18年前からやっているブログ収入で、一人暮らしは続けられている。とはいえ、働き盛りの40代。もっと働いてお金を稼ごうと思わないのかと思いきや、認知症の親の介護もあり、今の生活に満足しているという。
「生活費を抑えれば、暮らしていけます。家賃5万4000円のところにルームシェアで住んでいるので2万7000円。食事は基本的に自炊、また月の半分は実家で暮らしており、その時の食費は親持ちなので月々5000円程度。つい最近はUSJに遊びに行ったのが贅沢ですかね(笑)。
人付き合いが苦手で友達もいません。どんな仕事をしても長続きしないので、ブログやYouTuberは性に合っているのかな、と。無職がお金になったら最高ですよね」

「定職にはもうつきたくないんですよね」
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