更新日:2023年04月25日 00:08
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「行動できないなら移動しよう」が有効なワケとは?

行動力不足に悩むのならば

 もし行動力不足に悩んでいるのなら、その原因は移動不足だ。色々な所へ出かけて、色々な人と接して、自分について考える機会が不足している。そんな時は誰かに会いに行くために、どこかへ出かけてみてほしい。  オススメは自分が尊敬している人物のトークイベントや、ミュージシャンのライブだ。どちらも共感しやすく、行動の理由になるような原風景をよみがえりやすい。またアーティストの人間性に触れられる美術展などもいいだろう。 「考えるのはムダ。とにかく行動あるのみ」というアドバイスがある。しかし、行動できない人に、「行動した方がいい」とアドバイスして、行動できるようになるなら、教える方も教わる方も苦労しない。  行動できないのは、自分がどんな行動をしたらいいか、わからないからだ。それなのに、その理由について考えることを禁止したら、行動することも考えることもできなくなってしまう。その葛藤に苛まれている人は多いだろう。 「行動力は移動力」という提案は、その状態から抜け出すためのアドバイスだ。そもそも「こういう人のために、自分はこういう行動をする」と決められるのは、自己啓発でもかなり後半の段階だ。行動できない自分を責める必要はない。必要なのは「自分はこれをやろう」と言えるものが見つかるまで、移動を続けることだ。 佐々木
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

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