20代で年商1億円を突破した起業家、30代で借金10億円を抱え妻と離婚…
妻と離婚。養育費を稼ぐために…
「離婚を切り出したのは私からです。借金を背負った時に『逃げない』と決めた私は、100人近い投資家から連日会社に電話がかかってきて、対応に追われていました。ところが自宅に帰ると、妻が『これからどうするの?』と責めてくるんです。本人はそのつもりはなかったのかもしれませんが、妻はサラリーマン家庭で育ったので、借金を抱えた経営者の気持ちを理解できなかったのかもしれません。でも私は妻から責められるたびに『またか』と疲れました。『夫のオレを信じられないのか』と落胆し、追い詰められて精神崩壊しそうでしたね」
一番の理解者になってもらいたかった妻との関係も崩れた桜庭さん。だが子供の父親として、養育費はきちんと払おうと決意。少なくない金額を、離婚後10年間欠かさずに振り込んでいる。
「『家族を守ってこそ、経営者たるもの』という信念があります。離婚しましたが、今でも子供に会い妻の相談に乗ってもいます」
だが、当時10億円以上の借金を背負っていた桜庭さんにとって、養育費の支払いは簡単ではなかった。彼は借金地獄からどのようにして脱却を図ったのか。次回、その再生人生を追う。<取材・文/夏目かをる>
―[シリーズ・俺たちの貧困]―
コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪」 1
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