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データで読み解く「M-1グランプリ決勝」…ネタ順が結果に与える影響とは?

 ついに明日、年末を彩る漫才カーニバル「M-1グランプリ2019」の決勝戦が開催される。

和牛

 平成最後の大会は「霜降り明星」が最年少優勝を飾った。令和最初の栄冠は誰が掴むのか!! 激闘必至の「M-1グランプリ2019」決勝戦は18時34分から生放送が開始される。しかし、栄冠を巡る戦いはその約6時間前から始まっている。決勝戦に勝るとも劣らない激闘。それが敗者復活戦だ。

敗者復活戦の通過者たちの共通点

 今年は16組が出場。過去最多5組の決勝経験コンビを擁し、混戦必至の情勢だ。休止期間を経て、2015年に復活した「M-1グランプリ」。2015年の第11回大会以降、決勝戦が行われるテレビ朝日の横にある「六本木ヒルズアリーナ」から生放送される敗者復活戦がスタートした。2017年の第13回大会までは準決勝の順位が下位のコンビからネタを披露していく方式だったが、昨年からネタ順を抽選で決める方式に変更された。  抽選は当日12時に始まる。「M-1」が実力勝負の漫才バトルではあることは揺るぎないが、唯一ある「運」の部分が、このネタ順である。「どの順番か?」「誰の前か?」「誰のあとか?」といった要素は否応なく結果に影響を及ぼす。敗者復活戦は16組が一気にネタを披露する長丁場。序盤は会場の空気は固くなることが予想される。大爆笑をかっさらった組のあとにはプレッシャーもかかる。逆に十分にハマらなかったネタのあとに登場するのも難しい、似た傾向のネタが続いてしまうことも珍しくない。そういった勝負のあやも「M-1」の醍醐味といえるだろう。  さらに、ここで敗者復活戦の過去のデータを見ていただきたい。過去4大会における敗者復活戦の上位2組は次のとおりとなる。 2015年 第11回大会 1位「トレンディエンジェル」 2位「とろサーモン」 2016年 第12回大会 1位「和牛」 2位「ミキ」 2017年 第13回大会 1位「スーパーマラドーナ」 2位「ハライチ」 2018年 第14回大会 1位「ミキ」 2位「プラスマイナス」

ミキ

 復活した2015年の「トレンディエンジェル」を除けば、敗者復活戦を勝ち上がったのは、すべて前年度決勝進出コンビなのである。前年の決勝での活躍、そこから露出も増え、知名度も上がる。視聴者投票によって順位づけが行われる敗者復活戦において、知名度が大きな武器であることは間違いない。  知名度とともに期待値も上がるが、そこは決勝進出経験もあるコンビである。上がりきった期待値を軽々と飛び越えて爆笑の渦に巻き込み敗者復活戦を勝ち上がっていくのだ。  そう考えると、昨年準優勝の「和牛」、敗者復活戦を勝ち上がり4位に入った「ミキ」、吉本以外の事務所から唯一の決勝進出を果たし、強烈なインパクトを与えた「トム・ブラウン」あたりが有力視される。昨年の敗者復活戦を勝ち上がった「ミキ」。その「ミキ」を2016年の敗者復活戦で倒した「和牛」。今年の準決勝の舞台で一番のウケを取った「トム・ブラウン」。さらには俺の独断ではあるが、準決勝次点だったと思われる「アインシュタイン」。この4組が本命ではないかと考える。

トム・ブラウン

アインシュタイン

 注目は「囲碁将棋」と「天竺鼠」。彼らの「M−1ラストイヤー」の漫才を胸に刻み、そして、言いたい。「もう一丁」と。芸能事務所に所属していないフリーランスという立場にもかかわらず、準決勝まで勝ち上がってきた「ラランド」にはアマチュアに希望を与えてほしい。「四千頭身」のツッコミ担当後藤君とボケ担当都筑君は22歳。「錦鯉」のボケ担当雅紀さんは48歳という年齢差。親子であってもおかしくない年齢差のこの2組の激突。順番が連番になることを期待する。全組、躍動せよ!! ○敗者復活戦 出場コンビ(五十音順) アインシュタイン(吉本興業) 囲碁将棋(吉本興業) カミナリ(グレープカンパニー) くらげ(吉本興業) セルライトスパ(吉本興業) ダイタク(吉本興業) 天竺鼠(吉本興業) 東京ホテイソン(グレープカンパニー) トム・ブラウン(ケイダッシュステージ) 錦鯉(SMA) マヂカルラブリー(吉本興業) ミキ(吉本興業) 四千頭身(ワタナベエンターテインメント) ラランド(アマチュア) ロングコートダディ(吉本興業) 和牛(吉本興業)
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審査員たちはどう点数をつけた?
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今年もやります!! ラジオでM-1!!
12月22日(日)18時30分~22時30分
ABCラジオ/AM1008・FM93.3「ラジオでウラ実況!?M‐1グランプリ2019」
出演/ユウキロックほか
radikoからも聞けます!! 全国の皆さん!! 一緒にM-1を楽しみましょう!!
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