更新日:2023年05月15日 13:16
ライフ

ド底辺キャバ嬢がメイドのいるゲストハウスに宿泊してみた

 2020年開催の五輪に向けて急増する東京のホテル。様々なコンセプトのホテルがオープンしているが、最近は外国人旅行客をターゲットにした一風変わったところが増えているとの話を聞く。
筆者

筆者(右)とメイドさん

 そこで今回はそんなホテルを調査すべく、尼崎在住、元ド底辺キャバ嬢のカワノアユミが東京にやってきました!

メイドのいるゲストハウスとはなんぞや?

板橋にメイドのいるゲストハウスがあるらしい」  自腹で挑んだ別企画のボートレース(競艇)で負けまくり、冬の風が財布と身にしみまくる12月上旬、カワノの元に突如そんな情報が飛び込んできた。「メイド? ゲストハウス?」まったく結びつかない2つのキーワードが気になる。 「一体何ぞや……?」とググってみると、何やらメイドカフェとゲストハウスが融合した宿が東京・板橋に新しくオープンしたというのだ。板橋とメイド? まったく結びつかない。秋葉原なら合点がいくのだが。しかし、年が明ける前にギャンブルで負けた虚しさをどうにかして吹き飛ばしたい、メイドに癒やされたい……ということで、さっそく予約を入れてみる。潜入することにしたのだ。  こうしてやってきたのはJR埼京線の板橋駅。その昔、板橋で2歳年上の男と1Rアパートで同棲していたのはさておき、相変わらずのどかな住宅地である。「この辺りに本当にメイドカフェが?」と不安にもなる。が、駅からすぐ近く少し裏道に入ったところに目的地と思しきそ建物が姿を現した。さっそく扉を開けてみると……。 「おかえりなさいませ~お嬢様~~
オカエリハウス1階「メイドハウス ぴなふぉあ」

メイドカフェ ぴなふぉあ

 ギャー! メイドちゃんだ!! 突然、2人のメイドちゃんがお出迎え! しかもめちゃくちゃカワイイじゃないの。ドキドキしながら店内に入ってみる。  ここ、「オカエリハウス」はメイドカフェが融合したゲストハウス。スタッフのメイドちゃんはカフェの接客だけでなく、チェックインからベッドメイキング、さらに清掃といった本物のメイド業務をホテルスタッフとしてこなしてくれるのだそうだ。なんか、すごいコンセプトだ。
2階ドミトリールーム

2階ドミトリールーム

リビングスペース

リビングスペース

 1階にはメイドカフェが併設されており、2階と3階はドミトリールームと個室の客室に。客室は和の造りになっていて、外国人観光客に喜ばれそう。今回、カワノが宿泊したのは3階の和個室。3階にはリビングスペースがあって、のんびりとくつろぐことができる。まさにメイドちゃんを雇ってそうな富豪が住むリビングルームだわ……。
メニュー

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萌え萌え!オムライス

萌え萌え!オムライス

 今回は1泊なのでベッドメイクをするメイドちゃんを見ることはできないが、その分メイドカフェを堪能してみよう。この日のメイドちゃん「さやしちゃん」と「ぽぽちゃん」におススメメニューを聞き、注文したのは「萌え萌え!オムライス」! 「美味しくな~れ、萌え萌えキュン!!」
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チェキタイムでカワノに悲劇が
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

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