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“安倍総理の次”は誰に?本命2人のレースのゆくえ

スキャンダル相次ぐも支持率底打ちの怪…

 桜を見る会問題にIR疑獄、閣僚スキャンダル――。安倍政権の疑惑が渦巻くなか、1月20日に通常国会が召集された。 ポスト安倍レース 年を跨いで2か月以上にわたって雲隠れしていた渦中の人物も、ついに登院。だが、昨年の参院選でウグイス嬢に規定額を超える報酬を支払ったとして公職選挙法違反の疑いが浮上している河井案里参院議員と、妻の疑惑を受けて法相を辞任した河井克行衆院議員は「捜査への支障」を理由に多くを語らず……。  地元有権者らに高価なメロンなどを贈っていた疑惑が報じられた菅原一秀・前経産大臣も、告発状を出されたことを理由に説明を拒否。IR事業を巡って中国系企業から現金を受け取った疑惑が浮上している白須賀貴樹衆院議員を含め、総じて“説明責任”を果たそうとはしなかった。  そんな問題山積の政権に対して、野党は徹底追及する姿勢を崩していない。安倍首相も桜を見る会の私物化を巡って、厳しい追及を受けている。だが、国会論戦とは対照的に永田町は緊張感が薄れているという。 「記者の前では神妙な顔つきを見せていた案里議員が20日の本会議で笑顔を見せていたように、自民党の若手議員の間では、『最悪の状況は乗り切った』というムードが広まっています。なにしろ、NHKや時事などの世論調査では政権支持率が下げ止まり、共同の調査では6ポイント以上も回復している。  立憲民主と国民民主の合流協議が破談に終わって失望感が広がるだろうという予測から、『今後さらに政権支持率は回復する』と楽観的な見方も広まっています。これは、桜とIR、閣僚スキャンダルと追及の矛先が分散しすぎて、世論の関心が薄れてしまった影響でしょう。家宅捜索を受けた直後に河井克行・案里両氏が囲み取材を受けるなど、捜査への支障を理由に説明を拒否できる絶妙なタイミングで“禊ぎ”をすませたことも奏功しました」(全国紙政治部記者)

ポスト安倍の候補は、石破茂と岸田文雄?

 桜・IR国会は不発に終わる――そんな楽観ムードから、関心は別のところに移っているという。政治ジャーナリストの藤本順一氏が話す。 「ポスト安倍レースが本格化しています。候補は事実上2人。石破茂・元幹事長と岸田文雄政調会長です。石破氏は昨年後半から繰り返し、自民党総裁選への意欲を示していましたが、岸田氏は年が明けてから総裁選に向けて動き出しました。23日には安倍首相と当選同期で親しい根本匠・前厚労相に、岸田派の筆頭副会長と事務総長を兼務させる人事を決定。その数日前には、広島市で『アベノミクスは中間層への分配が不十分』と講演したのです。アベノミクスの是正に言及したのは、実に象徴的。経済最優先の政策が安倍長期政権を支えてきたのですから」
岸田文雄政調会長

岸田文雄政調会長

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選挙のタイミングで優劣分かれる「岸田vs石破」
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表紙の人/ 広瀬アリス

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