JALの実力はホンモノか?破たんから10年、財務諸表には怪しい影…
―[あの企業の意外なミライ]―
「飛行機は、JAL派?ANA派?」
「わたしはANA派。クレジットカードがANAマイルのほうが貯まりやすいから。ソラチカカード使ってるの」
「俺はJAL派。キャビンアテンダントの制服が気に入ってるんだよね」
「俺もJAL派。classJのシートが福岡出張のとき疲れなくて好きなんだよね。ちょっと払うだけで乗れるし」
「私はANA派。旦那の実家が富山で、富山はANAしかないから」
そんな「ANAとJAL、どっち派?」という、永遠に答えの出ない議論が日本人の間で数十年なされてきたことは想像に難くありません。では、企業としての両社にはどんな特徴があるのでしょうか?
どちらに将来性があるのか? 一度破綻したJALは大丈夫なのか?
今回は、そんな企業としての「航空会社のこれから」について財務分析を通して解説します。旅に誘うパイロットは、私、馬渕磨理子。スマホで気軽に読める「航空業界のこれから」の旅にご案内します。
フライト時間は、約3分間です。シートベルトをお締めになって、お待ち下さい。
お金を持ってるのは、意外にもJAL(阿部寛さんのほう)
「稼ぐ力」はANAの勝ち(綾瀬はるかさんのほう)


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経済アナリスト/一般社団法人 日本金融経済研究所・代表理事。(株)フィスコのシニアアナリストとして日本株の個別銘柄を各メディアで執筆。また、ベンチャー企業の(株)日本クラウドキャピタルでベンチャー業界のアナリスト業務を担う。著書『5万円からでも始められる 黒字転換2倍株で勝つ投資術』Twitter@marikomabuchi
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