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高田秋が黒龍を飲み比べ。絶品すき焼きコロッケにも大満足

 モデル業に加え、グラビアでも活躍する“モグラ女子”の高田秋。“オジモ”(競馬や立ち飲みなどおじさんっぽい趣味を持つモデル)として、「BSイレブン競馬中継」のレギュラーMCで活躍する顔も持つ。最近は「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」の人気コーナー「朝までハシゴの旅」(日本テレビ系)でブレイク中。3月18日には、ファースト写真集「SHU」(集英社)も発売になるなど快進撃を続けている。  そんなお酒も大好きな彼女が“日本酒の魅力を伝える”をテーマに、さまざまなお店の門をたたいていきます。

黒龍を飲み比べ。絶品すき焼きコロッケにも大満足

 さて今回お邪魔したのは五反田にあるSAKE storyさん。  この連載はいつも立ち飲み屋さんに行っていたのですが、私が唎酒師の資格を取ったということもあり、今回はゆったりとカウンターに座らせていただきき、じっくりと日本酒を堪能、勉強させていただきました。  店内に入ると、日本酒をこよなく愛するご主人がいらっしゃいました。ご主人、実は’17年に初代Mr.SAKEにも選ばれた方らしく、壁にはご主人が作ったという日本酒の味の分布のチャートがあったり、取材された雑誌が置いてあったり……、お酒だらけのとても素敵な空間でした。  そんな感じワクワクしていると最初に出てきたのはなんと重箱に入ったお通し! 高級感が漂うその中には4品のおつまみが入っていて出していただいたいた「黒龍」(福井県・黒龍酒造)3つ(純米吟醸・限定品しずく・いっちょらい)の飲み比べセットと相性抜群でした。  一つめは純米吟醸で精米歩合は55%。お酒をしっかりと感じることが出来、みずみずしいバナナの様な香りが鼻から抜けていきました。  二つ目は大吟醸の限定品しずく。精米歩合は35%。キレイという言葉がとても似合う。お米は最上級の山田錦を使っています。  そして、三つめは吟醸のいっちょらい。精米歩合は55%。香りはリンゴの様な爽やかな香り。飲み口はしっかりキレるのに、その後にスーッと消えていくような不思議な飲み口でした!  たくさんの人に飲んでもらいたいというご主人の思いから、一つの黒龍に偏らない、飲み比べセットにしたみたいです。  そして、ここでこのお店の人気メニュー・すき焼きコロッケをいただきました。ご主人が17歳の頃に『料理の鉄人』に出て作った伝説のコロッケ! 最初はすき焼きとじゃがいもが本当に合うのかな……と半信半疑でしたが、トロットロッのじゃがいもとすき焼きが混ざって相性抜群!!! しかも中には卵黄ソースが入っていてさらにまろやかに。一口食べたときの幸福感が忘れられません。  そして、このお店にはなぜかポップコーンの機械が! なんとおつまみとして出しているんです。山椒と発酵バター、このとき行われていた北陸特集(3月中まで)で仕入れたという奥能登の塩が意外とお酒に合う。これは新たな発見でした。  さらに、これからもっと人気になりそうなポップコーンとの組み合わせを教えていただきました。酒米の一つで五百万石を使った「林」(富山県・林酒造場)の純米吟醸はコクがあり、山椒に負けない奥深さが。一度ぜひ試してみてください。  ここで餃子を注文。餃子にはうるさいんですよ〜私(笑)。町中華はたくさん行ってますから。今回のものは具がラム肉とセロリとペーストの牡蠣とこれまた珍しい。しっかりと味がついたものには山廃が合うと教えていただきました。実際、飲むと味に寄り添ってくれるんですよ。  ということで「春心・山廃つくり本醸造」(石川県・西出酒造)というお酒を飲ませていただきました。  苦難を乗り越えながらも復活をし、ご家族だけで造られている日本酒なんだそう。お酒の余韻が残る深い味わいでした。  ここで蟹のお味噌汁を出して下さいました。飲んでみると普段飲む蟹汁とは奥深さが違うとすぐにわかりました。聞くと“渡蟹の酒粕お味噌汁”だったんです。とにかくカニ感がすごいのと、蟹の出汁がどこまでも効いていて、酒粕が入ってるからなのかホッと温まる1品でした。
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デザートに金山寺味噌のチーズケーキ
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