仕事

つい自分が悪いと考えてしまった時の「自信の持ち方」<歌舞伎町10億円女社長>

年収300万円でもお金を貯めるには?

 一方、「300万円ももらっている」と思っている人は、収入の範囲内で見栄を張らない出費をし、年収が500万円になっても300万円の暮らしを続けるので、お金が貯まるようになります。  そうすると「俺ってすごい」「俺には伸びしろしかない」に拍車がかかるようになり、年収300万円でも、自分に心の余裕が生まれ、とても幸せな状態でステップを踏んでいくことができます。とことん低くなった自己肯定感を多少はマシなものになるはずです。  社会的な成功という意味では、もしかしたら「年収300万しか」という人のほうが成功を収めるのかもしれません。でも、わたしは「年収300万円も」のほうでも、年収アップすることができると思っています。  ただただ年収が高い人よりも、「収入−出費」がプラスの人のほうが素晴らしいとずーっと前から感じています。すぐに自己肯定感を高めるのは難しいです。すぐに自信を持つのは無理です。

時間の長さに勝る武器はない

時間 時計 でも、どんな仕事でも真面目に働けば最低限の収入は確保できます。それから今度は、月々の出費を抑えて、月々の収支を1円でもいいからプラスにしていくのは、ある程度努力すれば、誰にでもできると思います。  そして、それができたら、それができた自分をとことん褒めて、その仕事をどんどんステップアップさせていけばいいと思います。  いろんな考え方があると思いますが、わたしはキャバクラ業界に20年浸かっています。リーマンショックやアベノミクスといったように景気は上がったり下がったりしますが、やはり時間の長さに勝る武器はないと思います。  いろんな経験値から推測して困難を乗り越えることができるからです。そういうわけで、一度仕事を決めたらあんまりコロコロ変えないほうがいいです。  自分が決めた仕事を一歩ずつ、ステップアップさせていくことが「自分の実績」で、その「実績」をひとつずつ積み上げていくことが、ほかの誰でもない、他人の評価なんてどうでもいい「自分の自信」につながっていきます。 <TEXT/内野彩華>
新宿歌舞伎町キャバクラ「アップスグループ」オーナー。株式会社アップス代表取締役社長。津田塾大学卒業。25歳のとき、当時勤めていた外資系IT企業をやめて、歌舞伎町にキャバクラを開業。現在、歌舞伎町にキャバクラを4店舗、銀座にクラブを2店舗展開するまでに。キャバ嬢の育成やキャバクラの立ち上げ、経営改善のコンサルティングなども行い、グループ年商は10億円にもおよぶ。著書『劣等感を力に変える 成り上がる女の法則』が発売中

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