更新日:2023年05月24日 14:57
エンタメ

TKO木下、役者としての需要は? 業界関係者に本音を聞いた

役者として生き残るにはオーラも不可欠に……

 また、刑事モノや2時間ドラマを手掛ける脚本家C氏からは辛辣な意見もあった。 「私が若いころ書いた作品に出てもらったのですが、コメディシーンもシリアスなシーンも非常に達者でした。ただ……人それぞれの意見があるでしょうが、芝居がクサすぎるというか前のめりになりすぎていて、刑事ドラマの肝となる「謎解き」や「泣き落とし」のジャマになることも少しありました。  今は刑事モノや医療ドラマ全盛なので脇役としてはすごく必要な方ですが、ラブストーリーや余韻を楽しむような映画などへの出演は、まだ演技力というか“オーラ”のようなモノが足りていないかなと思います。でも……応援はしています!」  最後は少し辛辣な意見もあったが、今の木下は受け入れるしかないだろう。かつて芸人だった泉ピン子や竹中直人のように、過去の経歴を忘れさせるほどの演技力とオーラさえあれば、俳優として生き残っていくことも可能なはず――。演技力とオーラ、そして“人としてのモラル”を体に叩き込んで、もう一度出直してもらいたい。<取材・文/木田トウセイ>
テレビドラマとお笑い、野球をこよなく愛するアラサーライター。
1
2
おすすめ記事