首都高より阪神高速の設計が優れているのはなぜ?
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
3月22日、首都高横浜北西線が開通した。渋滞の激しい保土ヶ谷バイパスや、ミッシングリンクとなっている外環道東名―湾岸間を補完する重要路線だ。
他方、阪神高速でも、3月29日、大和川線が開通する。
大和川線は、首都高で言えば中央環状品川線に相当する路線で、阪神高速第二環状の南側に当たる。大阪市はこれを「大阪都市再生環状道路」の一部と謳っている。
残る北側は淀川左岸線(建設中)で、これが開通すると、開通ずみの近畿道(東側)/阪神高速湾岸線(西側)と合わせて、大阪都市再生環状道路が完成することになる。
と言ってもその完成は、東京における中央環状線や外環道ほどは待望されていない。なぜなら、阪神高速の渋滞量(渋滞距離×時間)は首都高の数分の1レベル。はるかにマシだからだ。
同じ環状線でも大きく違う首都高と阪神高速
なぜ、首都高は一方通行にできなかったのか?
1
2
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
記事一覧へ
記事一覧へ
この連載の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
完成確率は20%? 陥没事故発生で遠のく外環道完成
FCVはEVより断然イイ!でも乗用車としての未来はない
最大1950円! 今さら「首都高料金値上げの謎」を首都高研究家が解説
日産リーフでポルシェディーラーに行ってはいけない理由
ロードスターとアストン、フェラーリ、カウンタックの共通点
GW渋滞の車内で「全員がトイレを我慢」した末路。見栄を張った先輩が失った威厳と、漏らした後に芽生えた“まさかの恋”
「次のSAまでどれくらい?」GWの帰省が地獄絵図に…渋滞する高速で「トイレを我慢し続けた」男性の後悔
高速道路で渋滞中に「お腹が痛い」、車内は地獄絵図に。我慢できなかった女性の顛末
高速道路を走行中、腹部に激痛が。「我慢できなくなった方が負け」という地獄のルールを設けた結果…
「高速道路の渋滞」を引き起こすメカニズム。“迷惑な先頭車両”を観察し続けた結果…
この記者は、他にもこんな記事を書いています


























