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「新型ヤリスvs新型フィット」は例えるなら「カプセルホテルvsアパホテル」のようなもの

 世の中、新型コロナウイルスに激震中で、クルマどころの騒ぎじゃないが、クルマ業界は新型ヤリス対新型フィットという、日本を代表する小型車のニューモデル対決に粛々と沸いている……と言っておこう。  新型フィットのプレス試乗会は、2月の最終週に行われたためギリギリ開催されたが、新型ヤリスのほうは3月だっため、あえなく中止されてしまった。そこで、近所のディーラーで実車を見て試乗してみました。

近所のディーラーで新型ヤリスに乗ってきました!

新型ヤリスと新型フィットは価格も性能もガチンコ!

 この2台、価格はほとんど同じ。ハイブリッドモデルのエントリーグレードの価格を比べると、 新型ヤリス HYBRID X(FF)199万8000円 新型フィットeHEV BASIC FF 199万7600円  たったの400円しか違わない。

ディーラー試乗車の新型ヤリス

試乗会で乗った新型フィット

 ガソリンモデルは排気量が違うので単純比較はできないが、とにかく「値段は一緒!」と思っていい。  乗り味はどうかというと、これも意外と似通っている。どっちもボディも足回りもしっかりしていて、小型車だけど走りは一級品だ。どっちも先代モデルに比べると、(ヤリスの場合はヴィッツから車名が変わった)、欧州車みたいなカッチリした走りをしてくれる。

新型ヤリスは納車まで4か月だそうです

 燃費は、ハイブリッドモデルに関しては、ヤリスのほうが2割ほどいいようだ。しかし、実燃費でリッター24km(ヤリス)vsリッター20km(フィット)の戦いってのは、金額にすると微々たるもので(月々数百円)、そこを気にするならカーシェアリングがオススメ。なにせクルマを買うと200万円は飛んでいくわけですから。

柴犬がコンセプトの新型フィット

新型ヤリスと新型フィット、一番の違いは……

 この2台、実は一番違うのはインテリアの雰囲気だ。  新型フィットは、インテリアにこだわっている。謳い文句は「日常がもっと心地よくなるように」だが、実際、シートや内張りはどこも自然素材っぽくてやさしい。例えればIKEAの家具っぽいと申しましょうか。決して高級じゃないけど、センスがよくて、癒される雰囲気だ。あるいはアパホテルですかね。アパホテルのインテリアは癒し感にこだわっていて、なかなかいいと思うのです。

新型フィットのインテリア

 で、対するヤリスはどうかというと、車内に乗り込んで絶句した。  この、ものすごい樹脂むき出し感! 写真ではわかりづらいけど、金型でスポーンと成形した樹脂をそのままバコーンとはめ込みました!としか言いようがない。謳い文句は「日常に感動を与える上質で心地よい空間」だが、実際は低価格大量生産の権化。自分がコンビニ弁当になった気分になる。宿泊施設ならカプセルホテル? 最近のカプセルホテルはもっとオシャレだろうと思いますが。

新型ヤリスのインテリア

 これで値段が同じなら、どう考えてもフィットの勝ちだ。
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売れ行きはいい勝負になる…?
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