新型コロナは黄色人主体国家が仕掛けた戦争か?の疑問に佐藤優の回答は…
この論評が指摘するとおりと思います。21世紀になっても、米国で黄色人種が世界に禍いをもたらすという黄禍論が存在するのは、実に嘆かわしいことです。人種間戦争などという妄想にとらわれるのではなく、今は人種や民族を超えて、新型コロナウイルスとの闘いに勝利することが人類の共通の課題です。欧米諸国とアジア諸国がいがみ合っていても誰も得をしません。
目に見えない敵を克服するために、世界のすべての人の英知を結集することが重要です。こういうときに人種的憎悪を煽ることは、厳に慎むべきです。
★今週の教訓……21世紀に黄禍論が存在するのは嘆かわしい’60年生まれ。’85年に同志社大学大学院神学研究科を修了し、外務省入省。在英、在ロ大使館に勤務後、本省国際情報局分析第一課で主任分析官として活躍。’02年に背任容疑で逮捕。『国家の罠』『「ズルさ」のすすめ』『人生の極意』など著書多数
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