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「コンビニで買える激辛麺」が超進化。心地よい刺激が自宅でも…

鮮烈でありながら心地よい「唐辛子の主張」

 3つ目が、ファミリーマートで販売中の「味仙 台湾ラーメン」です。台湾発祥ではなく、名古屋発祥というのがミソですね。こちらの刺激成分も、カップ内の赤い粉末と後入れ辛味油です。それではいただきます。  ひとくち目から、辛い! 出だしのインパクト花丸満点です。勢いよくすするとむせる、お店の刺激スープは健在です。シビレなどはなく、ただただ鮮烈な辛さが突き抜けます。とにかく唐辛子の主張スープなのですが、辛けりゃいいだろ感はまったくない。唐辛子のうまさを最大限に味わうための麺、という印象です。唐辛子って本当においしい。こんなに唐辛子が主張するのに旨辛に収まる麺はこれしかしらん。  激辛ラバーが汗をかける辛さです。今日は唐辛子に右ストレートをくらいたいな、という方にオススメします。  すすり子的辛さ評価は「星5つ★★★★★」です。

中毒性の高い「カプサイシン×味噌」

 最後4つ目は、セブンイレブンの「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」です。「お店には行ったことはないけど、カップ麺なら食べたことがある」という人もいるくらい定番となりつつある激辛コンビニ麺ではないでしょうか。こちらの刺激成分も、カップ内の赤い粉末と後入れ辛旨オイルです。それではいただきます。  ひとくち目からピリリと辛さを感じます。そしてその辛さはじわじわと蓄積していきます。攻撃的です。なんといってもそこに味噌というのがいい。こんなにカプサイシンに攻撃されてもなお、なぜだかほっとしてしまうやさしさがあります。旨辛味噌のもつ充足感・満足感すごい。カプサイシンの攻撃力×味噌のうまやさしい味で判断力がおかしくなるのですが、結果うまい。これが中毒性というやつでしょうか。たまの野菜の甘みがオアシス。キクラゲと豆腐のセッション麺はここでしか見られないぞ。  激辛ラバーが汗をかける辛さです。辛さとやさしさのアメとムチに支配されちゃいたい方にオススメです。  すすり子的辛さ評価は「星5つ★★★★★」です。  以上、4種類のコンビニ激辛麺食べ比べでした。ここまでの刺激物をコンビニで手軽に数百円で手に入れられる時代のスゴさを感じたすすり子です。辛さレベルも違えば、味もまったく違う4種類。これまたみなさんそれぞれのラブの探しがいがありますなァ~。それぞれの辛さたちにアディクトされちゃってください。  ごちそうさまです!
ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員。豚骨ベースの鹿児島ラーメンで育ち、18歳で上京してラーメンの幅広さと奥深さに取り憑かれる
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