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ご当地インスタントラーメンの世界。自宅にいながら地方の味をめぐる

「Go To キャンペーン」が展開されているとは言え、世情を鑑みるとまだまだ遠くへ行くには気後れする昨今。そこで今回は、「巣ごもり」でも旅気分を味わえる「ご当地インスタントラーメン」を、インスタントラーメンの通販サイト「やかん亭」を運営する食文化研究家の大和イチロウ氏に聞いてみた。

懐の深いインスタント麺を山形から

 まずご紹介いただいたのが、山形県天童市の「鳥中華」。山形にはラーメンの印象を持たない方も多いかもしれないが「実は山形って、人口一人当たりのラーメン屋さんが一番多い県なんですよ」(大和氏、以下同)という。  そばつゆ味と書かれている通り、日本そばに源流があり、味付けは「鳥のダシで醤油の香りが手前に来るように作られている“昔ながらの中華そば”といった感じですね」。2食入で値段は税込378円。  袋麺タイプのインスタントラーメンといえば、アレンジレシピが気になるが、大和氏いわく「もともと天童市は宿場町で、鳥中華はそこで働いていた女中さんたちの夜食からはじまったと言われています。賄い飯から発展したこともあり、冷蔵庫の余りものの何を入れても美味しいです。“懐の広さ”でこれにかなう袋麺タイプのインスタントラーメンはないですね。意外なところでは、おつまみの『イカフライ』を入れても美味しいんですよ」と、クラシックなスープながら、どんな食材も“アリ”にできてしまう自由さが魅力だという。
鳥中華

山形鳥中華 そばつゆ味(2食入) 価格 : 350円(税込378円)(※画像は、やかん亭の通販サイトより、以下同)

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職人技が光る北海道の最強塩ラーメン
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