ワークマンの「ユニクロ超え高コスパ」3選。1500円シューズは抜群の機能性
ファッションYoutuberのまとめです。普段はアパレル会社を経営するかたわら、ユーチューブやSNSなどを通じて、ファッションに関する役立つ情報を発信しています。
今回は「ワークマン2020春夏マストバイアイテム」を3点紹介。ワークマンはファッションのイメージがなく、実際に店舗に行ったことがない人が多いでしょうし、良品があるイメージもないかと思います。実際、ユニクロと比べてもまだまだ良品の数は少ないのですが、コスパはユニクロ以上。実際にワークマンに行って、隅から隅まで試着し、数多ある商品の中から選りすぐりの3点を探してきました。
今回、紹介するアイテムはこちらの3つです。
・高撥水マウンテンパーカー(3900円)
・ムーブアクティブ耐久撥水アクティブショートパンツ(980円)
・耐久撥水キャンバスデッキシューズ(1500円)
まず、最初に紹介するのは高撥水マウンテンパーカー。
素材はコットンにナイロンを加えた混紡素材で、化繊感を抑えつつ自然な風合い。テカテカしていない上品なツヤ感で、素材に関してチープさはありません。裏地はツルッとしたポリエステル素材。テカテカとした見た目でチープな印象は否めませんが、着用時はほとんど見えないので問題ないでしょう。滑りがよく、袖通りもいいです。
フロントに大きなポケットが4つあり、すべてマジックテープで開閉可能。マジックテープが見えていると全体的に安っぽいな印象になってしまうので、基本的には使わずに閉めておくのがオススメです。
フロントはジップとボタンで開閉。ボタンはブランド名が刻印されたオリジナルのものを使用しています。ボタンはくすんだような風合いに加工しており、全体で見ても変に主張することはなくこのアイテムの雰囲気に馴染んでいます。
マウンテンパーカーのみならず、パーカーの良し悪しの基準になりやすいのがフードです。フードは顔との対比効果により、顔を小さく見せてスタイルアップできるかなり重要なポイント。そのため、フードはできるだけ立体的なものを選ぶと、サマになりやすいのでオススメです。
このアイテムはフードが大きめでしっかりと立ち上がるので、その点において申し分ない仕上がり。オーバーサイズの商品ですが、フードが体型を整えて見せてくれるので、洋服に着せられてる感が出ることもなく、かなり着用しやすいでしょう。
フードには絞ったり、開いたりを調整するための「ドローコード」が付いています。しかし、実はドローコードこそ、このアイテムの最大の欠点です。ドローコードに付属している「豚鼻」といわれるパーツがかなり大きく、色もボディと異なるため、かなり目立っています。
素材も安っぽいため、このパーツのせいで全体までかなり安っぽく見えがち。そのため、思い切って外して着用するのがオススメです。これだけですが、見た目がグッとよくなるので、購入した際は必ず外しましょう。
このアイテム、オーバーサイズで身幅着丈は大きく、アームも細身とはいえませんが、袖部分はマジックテープで細く絞ることが可能です。また、袖に向かって急激にテーパードしたシルエットになっています。テーパードとは先端に向かって細くなっているシルエットのこと。このシルエットにより、アイテムが大きくても全体がすっきりとした印象になり、着用しやすさにつながっています。
機能面では撥水機能があり、水や汚れに強いのが特徴。フードをかぶってしまえば少しの雨なら傘を持たなくても問題なく過ごせます。
素材、デザイン、シルエット、機能性とかなりの良品なのですが、裏地がついていて通気性はよくないので、真夏には向きません。ただ、オーバーサイズということでインナーも着込むことができ、春、秋、冬とロングシーズン着用できるので今のうちにワードローブに揃えておくのがオススメです。
着こなす際は細身のスラックスやスキニーで「Yライン」を作りましょう。Yラインとは上半身にボリュームがあり下半身はすっきりとしたシルエットのこと。やや無骨な男っぽいアイテムなので、ほかのアイテムはモノトーンで上品にまとめてあげると上手に着こなせます。
ロングシーズン着用できるオーバーサイズのアウターがほしい方にオススメです。
「3900円パーカー」はひと工夫で安っぽさが消える
株式会社RePLAY代表取締役。ブランドやセレクトショップ、古着、ウェブメディアなどアパレルに関する多彩な事業を運営。ユーチューブ「まとめチャンネル」などでオシャレ初心者にもわかりやすいファッション情報を配信中!(オフィシャルブログ「「CTHY MAGAZINE」)
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