“迷惑系YouTuber”へずまりゅう、過去の活動も犯罪レベルだった
“迷惑系YouTuber”と呼ばれる“へずまりゅう”に対し、7月20日、山口県の村岡嗣政知事が記者会見の最中に「いったいなんてことをしてくれるんだ」と怒りをあらわにしたことが話題になっている。
村岡知事は名指しでへずまりゅうが新型コロナウイルスに感染していたことを指摘。さらに県内で発生した3人の感染者のうち2人が彼との接触が原因だったのでは、という疑惑や、配信した動画の中で激しく咳き込みながら「……コロナ」と呟くなど、自身の症状を自覚しながら県内を歩き回ったとも受け取れる疑惑でも大きな批判が集まった。
へずまりゅうは7月11日に別件で逮捕されるなど、直近でも大きな問題を起こしたばかりだった。逮捕へつながった事件が起きたのは今年5月。へずまりゅうがスーパーマーケットの店内で会計を済ませていない魚の切り身を開封し、その場で食べる様子を自身のYouTubeチャンネルに投稿したのだ。それを見た店の関係者が愛知県警に相談したことで犯行が発覚し、窃盗の容疑で逮捕された。
へずまりゅうはこれまで、有名YouTuberたちにアポなしで突撃し、その動画を公開することで知名度を上げてきた。この突撃スタイルは、もともとニコニコ生放送で人気を集めたもので、“凸(とつ)”とも呼ばれている。
そうした凸行為の一例として有名な事件に、“物申す系YouTuber”シバター一家との騒動がある。これは、へずまりゅうがシバターの自宅周辺にて彼とその妻子をアポなしで直撃。これに激怒したシバターはへずまりゅうと激しい取っ組み合いに発展。その合間にへずまりゅう側のカメラマンが、逃げる妻子をしつこく追跡するなど大きな騒動となった。
シバターは事件後、子供のためにも動画を公開しないようへずまりゅう側に頼み込んだそうだが、へずまりゅうはこれを拒否。6月1日『シバター妻子に凸ってみた』とのタイトルで、シバターの妻子へのモザイクも一切なしで公開している。動画を見た視聴者からは批判が殺到し、へずまりゅうのアカウントの利用が停止されることになった。
7月17日、シバターは『迷惑野郎について話します』という動画をアップし、「今まで見てきた人間のなかでいちばん邪悪でした。純粋な悪でした」とコメント。一般人である妻子を執拗に狙ったことに対して不快感をあらわにし、厳しく糾弾した。
この行為にネットは紛糾。「お前はYouTuberを二度と名乗るな」「人に迷惑かけてまでYouTubeやる意味わからん」と、不快感をあらわにするコメントが相次いだ。 その一方で、こうした悪質な投稿は視聴者の目に止まりやすいのも事実。へずまりゅうはこれまでにも数多くの迷惑行為をYouTubeに投稿し、一定数のファンを獲得してきている。今回はそんな迷惑系YouTuber、へずまりゅうの迷惑行為を振り返ってみたい。今日は夜も温泉じゃあオラ pic.twitter.com/nUWU4vGTS6
— へずまりゅう@銀太は親友 (@hezuruy) July 10, 2020
物申す系YouTuber・シバター妻子を突撃。モザイクなしで公開し、批判が殺到
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