キャバ嬢2人が屋久島にGo To…無計画すぎる旅の思い出は?
8月25日、国土交通省は7月27日~8月20日に政府の観光支援事業「Go To トラベル」を利用して宿泊した人が420万人に上ったことを発表した。宿泊事業者の参加登録の延長や、キャンペーンの成果が問われるなど何かと話題の「Go Toキャンペーン」。
そんな中「Go Toトラベルを満喫しようと思ったのに……」と語るのは、大阪のキャバクラに勤務するユイさん(仮名・28歳)だ。ユイさんは先日、鹿児島の屋久島に旅行をしたという。航空券は期限が切れそうなマイルで購入し、宿だけ「Go Toキャンペーン」を利用しようとしたというのだが……。
「最初に言っておきますが、『Go To トラベルキャンペーン』は何も悪くないんです。悪いのは自分達。下調べも何もしないで行ったので、滞在先に到着してからGo To対象外の宿ってことに気づいたんです(笑)。そもそもなぜ旅行しようと思ったのかというと、コロナでキャバクラがヒマになりすぎて出勤を削られたから。
それで店の仲良い女の子とノリで屋久島に行くことになったのですが……、まず屋久島に到着して宿にチェックインしたら外はドシャぶりに! 観光も何もできず、スーパーで酒を買ってひたすら飲むしかありませんでした……」
初日からグダグダ感の漂うキャバ嬢2人旅……。唯一、晴れたのは2日目だったという。
「翌日は晴れたので近所のビーチに出かけたのですが、ここでも何もなくて(笑)。何か出会いがあるかな~と期待して行ったのですが、雨続きのせいで観光客が全然いなくて散歩している地元のファミリーくらいしかいないんですよ。せっかく新しい水着を着ていったのに! 仕方なく、またもやビーチでも飲んでいると上半身ランニングシャツを着たオッチャンに話しかけられたんです。でも実はこのおじさん、私達と同じ宿にずっと宿泊している『沈没おじさん』だったようで。その人に屋久島滞在中色々連れて行ってもらいました」
残りの日程もほぼ雨だったため、そのおじさんと共にただ宿で酒を飲むだけの生活を送っていたというユイさん。そんな中、唯一の観光目的であった縄文杉トレッキングに出かけたそうだが……。
宿に着いて始めて知った事実…
宿でおじさんと飲んだくれる…
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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