▼東京大学　開催　表彰式11/15予定 セクハラ事件発覚と同時に、グランプリ決定方法の公平性に懐疑的な声が発生。運営団体が謝罪、説明し、予定通り開催の見通し。「ミスター&ミスコンを考える会」が廃止を訴える。 ▼慶應義塾大学　開催　表彰式11/24予定 ’16年に不祥事で運営団体が解散し、’19年には2団体が主催するも一方がセクハラ事件で中止に。存続した団体が今年も開催。ミスター慶應SFCで初の女性ファイナリストが誕生。 ▼青山学院大学　開催　表彰式11/1 ミス・ミスターともにエントリー資格で性別を問わないこととした。ちなみに選出されたファイナリストは、従来通りのミスターは男性、ミスは女性であった。

✨ご報告✨
この度、ミス青山グランプリという素晴らしい賞を頂きました。

約4ヶ月間、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。
皆さまと出会えたことは人生の宝物になりました。

本当にありがとうございました💐 pic.twitter.com/v2fFvyAdQq

— ミス青山No.3池田有里紗 (@agu_miss203) November 2, 2020

▼上智大学　開催せず ミスソフィアを廃止し、新たに「ソフィアンズコンテスト」を開催。審査基準をSDGs（持続可能な開発）部門、スピーチ部門、自己PR部門に据えた性差のないコンテストに。 ▼早稲田大学　開催せず 大学が開催を不認可。’03年、スーパーフリー事件をいじる演出が問題になり消滅。現在、ミスコンの代わりにあたるファッションショーが存在するが、順位づけはしていない。 ▼法政大学　開催せず 10年以上開催されていなかったが、’19年に運営団体が発足。だが、大学はダイバーシティの観点から開催を認めないことを表明し、学外にて開催することに。今年は不開催。 ▼東京理科大学　開催せず 開催直前に、ミスコンに関して「近年寄せられているお客様からのご指摘を鑑み、（中略）今年度は中止」と学祭実行委員会が表明。ただし、ミスターコンはそのまま開催される。 ▼龍谷大学　開催せず 新型コロナの影響による「第98回龍谷祭」中止に伴い、安全面への配慮から同時にミスコンも中止となることが学祭実行委員会のTwitterにて発表された。 【ミスキャンパス評論家・霜田明寛氏】 Web編集者・就活アドバイザー。3冊の就活本とミスキャンパス限定の就活セミナーも開催。女子アナを輩出するなど事情にも精通。 ＜取材・文／櫻井一樹　ツマミ具依＞ ※週刊SPA！11月2日発売号より