「母の死」が金額に換算されることへのやり切れなさ/鴻上尚史
「死」が金額に換算されることへのやり切れなさ
母親が亡くなって、葬儀社の人と打合せを終えれば、朝の6時を過ぎていました。
実家に戻り、寝て、起きて、お寺さんに連絡しました。
葬儀社から連絡がすでに行っていて、戒名の申し込みと打合せを手短にすませました。
去年の12月に父親を亡くしたので、葬儀に対する心構えができていて、「死を金額に換算すること」に対して、どうにもやり切れぬ思いがこみ上げてきました。
でも、葬儀社の人もお寺さんも、本当によくしてくれました。とても良い人達です。これだけははっきりしています。
問題は日本の葬式というシステム
1
2
| 『ドン・キホーテ 笑う! (ドン・キホーテのピアス19)』 『週刊SPA!』(扶桑社)好評連載コラムの待望の単行本化 第19弾!2018年1月2・9日合併号〜2020年5月26日号まで、全96本。 ![]() |
記事一覧へ
この連載の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
「自分の浅はかさを今でも強く悔いる」コロナワクチン接種後の死亡報告2,295件、医師たちのドキュメンタリーが問う“科学の本質”
“1か月半の昏睡”と8か月の入院で「三途の川を見た」。コロナ重症化でエクモに繋がれ生死の境をさまよった43歳男性が告白
「悔しいけどもう無理」和食チェーン社長が後悔する、大失敗に終わった作戦。客足は増えるどころか…
約76兆円のコロナ予算の行方。補助金の過大受給、ずさんな採択…無駄遣いの実態を追う
急増する無人販売店…背景には「コロナ補助金」の影。事業再構築補助金のずさんな実態
義父の葬式に次々とやってくる“強面の男”たち…「隠しててごめん」妻が明かした義父の正体とは?<漫画>
葬儀屋バイト芸人に聞いた“近年の葬儀事情”。「親の葬儀にお金をかける人」には意外な共通点が
「遺体を取り違えて出棺する」ミスも…1兆円産業「葬儀業界」が抱える大きな課題
「なぜ葬儀に呼んでくれなかったんだ!」家族葬の後に“精神的苦痛”に悩まされた家族の告白
これが噂の「ご遺体ホテル」だ!火葬まで1週間待ちは当たり前の今、遺体預かりの需要が増
この記者は、他にもこんな記事を書いています





