仕事

月収が半分以下になった北新地のホステス。プライドを捨てたら状況が好転?

高級クラブより天職かも

 スナックで思わぬ才能を開花させたレイカさん。さらに、当初はクラブに比べると低いと心配していた給料面だが……。 「私はお酒をよく飲むのですが、クラブのときはボトルが高いのであまり飲めなかったんです。でも、スナックだとボトルの値段が安いのでみんな飲んでいいよと言ってくれるんですよね。他のキャストがあまり飲まないせいか、ママが時給と別にボトルバックをくれるんです。さらにお客さんも気前のいい人ばかりでチップをくれる人も多いです。ボトルバックとチップを合わせると、クラブの日給よりも多いですね。  それに、クラブでは外見が派手だとお客さんウケもイマイチで同伴も全然できなかったんです。それが、スナックではカワイイと褒めてくれるし、同伴もお客さんから誘ってくれます。今週はすでにスナックに3日も出勤しているので、もはやクラブよりこっちのほうが天職なのでは……?、とすら思っていますね(笑)」  一時は窮地に立たされたが、先入観を捨ててスナックで働いてところ意外と肌に合っていたレイカさん。年末から新年にかけて、町の景況はめまぐるしく変化するだろう。そのとき、レイカさんのようにプライドを捨てて臨機応変に対応することが夜の世界で生き残れる術なのかもしれない。<取材・文/カワノアユミ>
―[キャバ嬢に訊け]―
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在は夜の街を取材する傍ら、キャバ嬢たちの恋愛模様を調査する。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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