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「趣味がなく毎日つまらない…」の打開策。流行りに迎合する必要はない

 新卒時はバブル崩壊、就職氷河期、そして今はコロナ禍でリストラ、失業危機とシビアな社会人人生を歩む40代、50代の会社員。  週刊SPA!では「自分の居場所がない」と感じる40代、50代男性会社員500人にアンケートを実施。「プライベートで辛いことは何ですか?」という質問に対しては、「お金がないから遊べない」「一緒に遊ぶ友達がいない」「おじさん扱いで楽しめない」など、悩みが噴出。  この三重苦をどう打破すればいいのか? 賢人たちのアドバイスに耳を傾けてみよう。

CASE1:飲みにいっても、軽んじられているような気がする

イケてる中年

写真はイメージです(以下同)

 たまにはお酒でストレス発散しようにも居場所がない。そんな悩みに営業企画会社・おくりバント代表の高山洋平氏はこう指摘する。 「『ありのままの中年が受け入れられる』なんて、『男はつらいよ』の寅さんしかあり得ません。コロナ以前は360日飲み歩いていた私でさえ、自分の居場所は『人生をかけて見つけるもの』と思っています。では、どうすれば味方しかいない安息の地が見つかるのか?  ポイントは『暇そうであること』と『見返りを求めないこと』です。ただでさえ家庭があり声をかけづらい中年は、『たぶん暇だな』くらい思われていないと絶対にお呼びはかかりません。また、見返りを求めた瞬間に、いやらしい中年のレッテルを貼られる。  ラーメン二郎でマシマシにした瞬間に『これサービスですから!!』と言われたことありますか? 見返りを求めないからこそ、『また行こう』となるわけです。『お金を払っているんだから』『ボトルを入れたんだから』などを口実に見返りばかり求めていると、面倒くさい客にしかならないし、居場所はつくりづらい。中年こそ、ラーメン二郎のホスピタリティを心に刻んでおくべきです」  思い返せば、寅さんはいつも暇そうで、「いいってことよ」と見返りを求めない。だからこそ、愛され、受け入れられるのだろう。「カネを払ったからには元を取ろうとする」といった姿勢は、「愛してくれる味方をつくる」というベクトルからもっとも遠い。

CASE2:趣味が何もなく日々が無味乾燥でつまらない

イケてる中年

※画像はイメージです

 アンケートで3番目に多かった「趣味がない」問題。釣りやキャンプがYouTubeで流行っているから始めてみるか、なんて人も少なくないと思うが、高山氏は「流行りに迎合する必要なし」と断言。 「趣味って誰もやってないジャンルのほうが、他人は面白がってくれるし、貴重なんです。たとえば、『フレッシュネスバーガー理論』。あの店はケチャップなど卓上調味料が豊富で、個人的調査ではフレッシュネスに行くモチべの7割が卓上調味料にあると言われています。  このように、他にないものを突き詰めることが大切。それこそ卓上調味料を極めて職場で貸し出せば、ランチの“味変”を求めて一躍人気者ですよ。さらに、独自の趣味を極めれば、一流という意味で、上場企業の社長と同格。飲み屋でも胸を張って渡り合えます」  コピーライターの田中泰延氏は、実名・顔出しで発信することも大切と語る。 「昔は実名なんてリスクが高いと思われていましたが、これだけSNSが浸透した社会では、デメリットよりもメリットのほうが大きい。誰も匿名の中年アカウントなんて興味を持ちませんが、もし実名・顔出しで一生懸命取り組んでいたら、アドバイスしてくれる人が現れるなど新たな人間関係が生まれる可能性は広がります」  匿名で暴言を吐いて憂さ晴らし……なんて中年にだけはなりたくないものだ。
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