更新日:2021年05月31日 17:49
カーライフ

激安中古初代リーフはコスパ良し!? 中古車店やオーナー取材で見えた買ってもいい基準

途上国で愛される初代リーフ

中古リーフ

残り9セグで66万円!

中古リーフ

残りセグは右端の目盛り数!

 まずは日産ディーラーの中古車センターへ。目指すは55万円と66万円の初代リーフ(24‌kw‌h型)である。  実車を見てビックリ。55万円はバッテリーが残り11セグもあるのに、66万円は9セグしかない。理由は、安いほうはリヤドアの交換履歴があるから。そんなことよりバッテリーのほうがはるかに重要なのに!しかし貴重な情報も聞けた。
中古リーフ

残り11セグで55万円!

 安めの中古初代リーフは、新型コロナウイルス感染拡大前、外国人が輸出用にバンバン買っていたという。輸出先はアジアやアフリカの途上国。「これだけの容量のバッテリーが、これほど安く買えるのは、中古リーフだけですから」(担当者)  現地では、クルマ&移動可能な蓄電池として使われているのかも! 「日本でも出てすぐに買われたお客様のなかには、バッテリーが劣化した初代リーフを家庭用蓄電池として庭に置いたままにして、新型リーフを買われた方もいらっしゃいます」  つまり、激安中古初代リーフは、最初から蓄電池として買う道もあるわけですね! 庭が広ければ! ウチにそんな庭はありませんが……。
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激安EVにはワケがある
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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