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EV世界一はテスラモデル3! 2位でもない日産リーフはいったい何位?

テスラ大勝利は全自動車メーカーの敗北?

 日本で電気自動車(EV)と言えば日産リーフ。テスラなんざ、ベンチャー社長とかホストとか、目立ちたがり屋のクルマ扱いですが(担当Kの妄想)、その考え方間違ってますよ! 実はテスラのモデル3は、今や世界一売れてるEVだったのです。そんなバカな! テスラってヤバいんじゃないの? そう思っている自分がヤバかったです……
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TESLA MODEL 3

永福ランプ(清水草一)=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信(流し撮り職人)=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu

いつのまにかテスラモデル3は日産リーフの4倍も売れてたという現実

 今世界で一番売れてる電気自動車(EV)は何でしょう?  それはテスラモデル3です。
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EV世界販売台数ダントツ1位! EVでもたくさん走りたい担当Kのような人は、25万㎞走ってもバッテリー交換の必要がまずないテスラのほうがいいかも。バッテリーがスマホのように簡単に交換できるならいいんだけど

「あれ、量産に手こずってたんじゃなかったっけ?」 「日産リーフは、いつのまに抜かれちゃったの?」  そう反応できる人はエリートで、大部分のボンクラ諸君は「ふーん」程度だろうが、現実はこうだ。 <’19年1~11月のEV世界販売台数ランキング> 1位 テスラモデル3 24.7万台 4位 日産リーフ 6.4万台
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リーフは4位に転落……

 その差、なんと約4倍。ちなみに2位と3位は、中国メーカーが中国国内で売ってるEVです。  テスラには、モデルSとモデルXというEVもあるので、総計だと、ほぼリーフだけの日産の6倍近くに達する。「いつのまに抜かれたの?」どころの話ではなく、すでに完全にブッちぎられており、その差は開く一方なのだ! 「ホントかよ? テスラなんてほとんど見ないけど」  そう思うのも無理はない。日本国内では断然リーフのほうが売れている。日本に限れば、昨年リーフは約2万台売れたが、テスラ(販売台数を公表していないので推定値)は1100台くらい。その差約20倍だ。  この状況から浮かぶ疑問は、この2つだろう。  まず、世界では、なぜリーフはテスラにブッちぎられたのか?  最大の要因はイメージではないだろうか。テスラはエリートのための新しい乗り物だけど、リーフは庶民が節約のために乗るクルマ。テスラなら羨ましがられるけど、リーフじゃ羨ましがられない。  性能はどうなのか?  私は今回初めてモデル3に乗りましたが、試乗したのが「パフォーマンス」という717万円のグレードだったので、狂ったように速かった。そりゃもうアクセルを軽く踏むだけで、真剣にムチ打ちになるくらいだ。「こんな加速いらんだろ!」と思うが、テスラは常に過剰な性能でイメージを高めつつ、下へ下へとモデルを展開してきた。モデル3の「スタンダード」は511万円で、加速はこれよりだいぶ穏やかなはずだけど、それでもリーフの最速グレード(e+、411万円)よりはるかに速い。
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テスラモデル3は3グレードありまして、もっとも安いのが1モーター+リアドライブの「スタンダードレンジ プラス」(511万円)、真ん中と最上位は2モーター+4WDで、それぞれ655万2000円(ロングレンジ)と717万3000円(ハイパフォーマンス)。見た目は寸詰まりのアストンマーティンに見えますが、ステキです(担当K)

 操作系もまるで違う。リーフはおおむねフツーのクルマの感覚で操作できるが、モデル3は大部分の操作を中央の巨大パネルで行うので、最初はワケがわからず、気が狂いそうになる。ガラケー対スマホそのもの。
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バッテリーの寿命は?
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