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50歳貯金0円から始める節約・貯金術。最優先で削るべき3つの固定費とは

 厚生労働省の調べによれば50歳で「貯金0円世帯」は約37%に上る。このままでは老後破綻が必至な情勢だが、意外にも生き方一つで明るい老後を迎えられることが判明。50歳貯金0円男でも、幸せに老後を生き抜く方法を真剣に考えてみた!

節約・貯蓄をシステム化

50歳貯金0円男の老後

イラスト/サダ

「今、貯金0円でも、手取り給与の2割は貯蓄に回し、残ったお金で生活することは可能です」と頼もしい理論を語ってくれたのは、マネーコンサルタントの頼藤太希氏。 「貯蓄は『先取り貯蓄』をしてください。貯蓄用の口座をつくり、給与の入金日の翌日に月7万円など決まった額をメイン口座から自動振替すれば、先取り・自動貯蓄をシステム化できます。貯蓄残高が増えれば貯めるモチベーションにも繫がるので、目標金額の達成にも近づきます」

固定費の見直しで月数千円をカット

 貯蓄を行うには支出の削減が鍵だが、その際、最優先で削るべきは固定費だ。 「とくに削減しやすいのはスマホ代。大手キャリアから格安SIMのスマホに替えれば、月5000円程度減らせますから、3人家族なら1万5000円の節約。  生命保険料も固定費なので、ライフステージの変化に応じた見直しは必須。子供が独立したら死亡保険はやめどきです。一世帯の生命保険料は平均して毎月2万円程度なので、月数千円減らせれば家計は大助かり。  水道光熱費も、電気とガスのセット契約、アンペアを下げる、シャワーヘッドを節水タイプに替えて蛇口には節水コマを取りつける。これらで月数千円程度削減できるでしょう」
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年金受け取りを5年先送りして収入を増やす!
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