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「”ほぼ無観客開催”の楽しみ方」東京五輪の穴場競技を7年追い続けた男の現在

パブリック・ズーミングで新しい一体感を醸成!

 人流抑制・密を作らないという観点から各地でパブリック・ビューイングの企画も中止となっていますが、今回のコロナ禍を経てパブリック・ビューイングはその使命を終えたといってもいいでしょう。現地には行けないけれどみんなで盛り上がりたい、というだけであればコロナ禍で普及した「ZOOM」などのビデオ会議システムを使うほうがスマートです。  それぞれがテレビ中継を見守りながら、ビデオ会議を通じて興奮や感動を共有することが当たり前となる初の五輪。地域のパブリック・ビューイングで無理やり一体感を生み出して近所の知らないオッサンとハグするよりも、気心の知れた友だちやその競技の熱烈なファン同士で集まったほうがより濃密な一体感は生まれるというもの。  バドミントン女子ダブルスのように「決勝での日本人ペア対決」が期待される種目では、観戦途中で「あれ? コイツ、あっちペアの応援だな?」ということがわかったら、サクッと別の部屋を立ててグループを再編成することも簡単です。  現実のパブリック・ビューイングで「日本人対決」の片方だけを応援するのはえらく感じが悪くなりそうですが、ビデオ会議であればその心配もありません。

オンラインが海外との距離を縮めてくれる

 また、ビデオ会議であれば距離も関係ありませんので、海外のファングループなどと一緒に観戦することさえ可能となるでしょう。便利な世の中になったものです。  今年3月の時点で海外からの観戦客の受け入れを断念し、世界の観客との交流の機会はなくなったものと思われました。  2019年のラグビーワールドカップでは、筆者もたまたま隣に座っただけのアイルランドの知らないオッサンと熱烈なハグを交わすなど貴重な経験をしましたが、そういった交流の機会が失われたことはとても残念でした。  しかし、「ほぼ無観客」ということで、改めて海外の観戦客との距離は縮まったように感じます。SNSで「JOIN ZOOM MEETING OLYMPIC」などと検索してみると、思いがけない有名人が主催するパブリック・ズーミングがあるかもしれませんよ!  ちなみに男子サッカーでは、自身もロンドン大会代表だった大津祐樹選手が主催するZOOM観戦会が行なわれていました。  
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「混合団体」の新種目にも注目
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