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「”ほぼ無観客開催”の楽しみ方」東京五輪の穴場競技を7年追い続けた男の現在

「分断」に打ち勝つ「連帯」を混合団体種目で感じよう!

 コロナ禍による社会の「分断」は五輪・パラリンピックにも大きな影を落としています。世間ではいまだ開催自体の中止を求める声も大きく、大会関係者へのバッシングや、来日した選手たちを変異株扱いする差別的な声も見受けられます。  平和の祭典として「世界をひとつにする」チカラを持つ五輪・パラリンピックが、よもや分断の象徴となろうとは。  そんなときだからこそ、人と人がチカラを合わせて頑張る姿を見て、「連帯」を取り戻したいもの。  東京五輪でも野球・ソフトボール、サッカー、バレーボール、バスケットボールなど多数の団体競技が実施されますが、さらなる連帯を象徴する種目として「混合団体」をチェックしてみてはいかがでしょうか。

「混合団体」の新種目が数多く実施

 ジェンダー平等の理念のもと、今大会では男女の選手がワンチームとなって競う「混合団体」の種目が多数実施されます。  もともと男女の差なく行なわれている馬術や、従来から実施されていたテニス混合ダブルス・バドミントン混合ダブルスなどに加えて、今大会からはアーチェリー混合団体、トライアスロン混合リレー、競泳混合400メートルメドレーリレー、陸上混合4×400メートルリレー、卓球混合ダブルス、射撃の混合エアピストルなどといった混合種目が新たに追加されます。  そうした新・混合種目のひとつに柔道混合団体があります。この種目は男女6階級の選手による団体戦で、各階級に世界チャンピオン級を抱える日本代表は世界選手権を4連覇中。全競技全種目を通じて、絶対に金が獲れる種目をひとつ挙げろと言われたら「柔道混合団体」を挙げるというくらいに、圧倒的な勝利が期待できる種目です。  各階級でメダルを獲得した柔道家たちが最後にワンチームとなって集い、世界の強豪たちを打ち破って有終の君が代を鳴らす。戦い終えた選手たちは互いに抱き合い、勝者と敗者が互いを認め合う。  そんな光景から、男性も女性もなく、日本も世界もなく、皆が同じ人間なんだという気持ちが呼び起こされるような気がするのです。  大野将平選手らを擁する最強ニッポンが連帯の金を獲る!  
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「平和の祭典」の名にふさわしい大会の実現に向けて
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