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国民に一度でも銃口を向けた者に、政治家をやらせて良いのか?/倉山満

尾身茂よ、貴様だけは絶対に許さない!

 ちょっと待て! 最も重要な人物を忘れていないか?  確かに7月8日の西村大臣の会見では、立派なパネルまで用意されていた。西村氏個人も自身のTwitterで、そのパネルを拡散していた(現在は削除)。西村大臣が個人的にうっかりいったなどという次元の話ではありえない。
言論ストロングスタイル

現在は削除された西村康稔大臣の飲食店対策強化にまつわる投稿。会見でも使用された資料には、それなりの準備が必要だったはず。それでも、これは西村氏個人の思いつきによる失言なのだろうか?

 そして、その会見で隣にいた人物が知らなかったとでもいうのか?  尾身茂よ、貴様だけは絶対に許さない! 貴様は何人の人生を台無しにすれば気が済むのだ? 地の果てまで追い詰めてでも、貴様には鉄槌を下す!

「コロナで死にたくなければ従え」が本当に正しいのか?

 かつて、これほどの疫病神がいただろうか。この疫病神に、菅義偉首相は命綱を預けてしまった。そして事ここに至り、政権の命脈は尽き欠けている。私は何度も菅内閣に大逆転の秘策を提言し続けたが、もはや限界か……。だが、菅内閣がどうなろうと、我々は生きていかねばならない。だからこそ、どう生きるかを考えねばならない。  コロナ禍の発生以来、「命か経済か」などの無理な二択を迫られ、政策も錯誤を繰り返し続けた。だから、あえて言おう。命よりもカネよりも大事なものがある。自由だ。命もカネもなければ自由ではありえないが、「コロナで死にたくなければ従え」「金をやるからおとなしくしてろ」が本当に正しいのか? 牢獄の中で健康で長生きして楽しいか?  国民は尾身のタワゴトに従順に耐えてきた。もはや討伐し、まともな政府を樹立してもよかろう。
1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『嘘だらけの日本古代史』(扶桑社新書)が発売中

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