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総裁選で何が起きていたのか/倉山満の政局速報

総裁選はゴールでも何でもない

 決選投票では圧勝。  岸田257対河野170  なんで合計が減るかと言うと決選投票だと党員票が382票から47票に減る。 「なんじゃそりゃ!?」と言いたいけど、2回連続同じルールでやらないのが自民党総裁選。河野さんも「次からはこのルール変えよう」と訴えていたように不利を自覚していたけど、そういうこと言うようじゃ、負け。  とにもかくにも、想定外ではない。そしてこれはゴールでも何でもない。

衆議院の総選挙、参議院選挙を乗り切らねば、岸田内閣も短命に終わる

 正式に首相となり、衆議院の総選挙があり、来年の7月には参議院選挙がある。そこまで乗り切らないと、岸田内閣も短命で終わることとなる。
岸田文雄 総裁選特設サイト

(画像:岸田文雄 総裁選特設サイトより)

 我々国民にとっても、今ほど政治の重要性を認識している時期はないでしょう。菅さんの置き土産で、緊急事態宣言とマンボーが解除されます。この何の意味も無い、くだらない!  しかし、尾身茂と分科会は逆襲を狙っています。ここで連中の息の根を止めないと、また何の意味も無い自粛をやるでしょう。尾身氏には「補助金詐欺疑惑」もありますしね。  菅内閣は組閣もままならず、解散も改造もできないまま退陣に追いやられました。  さて、岸田さんは? 立派な総理大臣になるには、岸田さんの大先輩の事績に学んでいただければ。
1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『嘘だらけの日本古代史』(扶桑社新書)が発売中

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