カーライフ

「なんにもねえ初代アルト」が「なんでもありアルト」に。シートヒーターに自動ブレーキも

重さが710㎏!

オートクラブ そんだけ装備が充実してても、アルトは重さが710㎏しかない。だからかなり速い! 少なくともN-BOXよりぜんぜん速い! 首都高でもビュンビュン走る! ミニバンに乗るサンデードライバーたちを全部ブチ抜いてやったぜ!  ただし一般道では、周囲にものすごくナメられて、割り込まれまくった。人生最高&地上最強にナメられた気がする。赤白ツートーンのボディカラーが原因か? これが白とかシルバーの「A」なら、間違いなく営業車だと思われて、周囲も一目置いただろう。営業車はパトカーの次に最強の暴走特急なので……。

【結論!】

初代アルトが発売されてから43年。アルトは今でも激安を保ち、安さをさらに深化させていた! ところが日本人は貧乏なのにゼイタクになって、アルトの2倍もするバカデカい軽が大人気とは、涙が出ます。
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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