走りと燃費は東大王のヤリスハイブリッド。中古しか興味ない人間も欲しくなる理由は?
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
週刊SPA!のクルマ連載でも一時、燃費競争に燃えたことがありました。燃費の良さ=絶対的な正義! 例えるなら、ブサイクでつまらない男でも、高学歴で一流企業に入って、いい給料もらっていればモテる! そういう考え方でした。が、いつの間にか、どのクルマもフツーに燃費が良くなってしまい、燃費競争に飽き飽き。しかし、久しぶりに燃費に燃えるクルマが登場しました!
永福ランプ(清水草一)=文 Text by Shimizu Souichi
池之平昌信(流し撮り職人)=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu
ヤリスハイブリッドはまるでモテない東大王なり! その理由は……

トヨタヤリスには、ガソリンモデル(1リッターと1.5リッター)とハイブリッドモデル(1.5リッターガソリンエンジン+モーター)があり、1リッターガソリンモデル以外には4WDも。ガソリンモデルは139万5000円~、ハイブリッドモデルは199万8000円~

1.5リッターガソリンモデルには6MTモデルもあるヤリスですが、本命はやはりハイブリッドモデル。ディーラーで1リッターのガソリンモデルにも試乗しましたが、そのときの印象はイマイチ。今回ハイブリッドモデルに乗るまでは、ヤリスの印象はイマイチでした
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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