季節の変わり目の「頭痛」を改善する簡単タオルエクササイズ
外はめっきり秋めいて、季節の変わり目を感じる今日この頃。秋は台風の接近など気圧の急激な変化が相次ぎ、身体に負担が多くなる季節です。特に悩ましいのが「頭痛」。日本では国民の約5人に1人が何かしらの頭痛で悩んでいるといわれています。今回は頭痛の中でも代表的な「緊張性頭痛」について、現役パーソナルトレーナーで柔道整復師の私(ヒラガコージ)が改善方法を説明していきます。
気圧(外圧)が低下することで体内にはヒスタミンという物質が増加します。これは血管を拡張させたり水分を血管の外へ出したりする作用があるため、血圧を急激に下げてしまいます。 血管の拡張だけでも頭が膨張したようにズキズキと痛むのに、血圧の低下で脳内への血液、酸素の供給が低下するため栄養不足となって、さらに苦痛が重なってしまうのが頭痛の大きな原因です。
外圧を高められればなによりですが、相手は自然ですから、なかなかコントロールができません。そこで血液の流れをコントロールして脳内への血液供給を高めてみるのがいいでしょう。
血液循環は一般的なイメージは心臓のポンプの作用だと思いますが、実は筋肉の伸び縮みもこれを助けています。特に脳内への血液供給は背中にある僧帽筋がメインです。一般的に背中の筋肉は動きを失って硬くなることが多いですし、デスクワークなど椅子に座る仕事をしている方はその傾向が強くなります。僧帽筋は肩や腕の動きにも大きく関与していますから、この辺りを動かすエクササイズが効果的です。
血液の渋滞が「頭痛」の原因に
脳内血液は背中が牛耳る
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柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。公式「Amebaブログ」更新中
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