「作業員風」に見えがちなアウターを、ラグジュアリーに着こなす方法
メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。
昔ながらのドリズラージャケットが人気になってきました。ドリズラージャケットとは1940年代に登場したスポーツジャケットの通称。
ハリウッド映画でジェームズ・ディーンが着用して話題になってから今日まで、メンズ定番のアウターとして支持されています。着丈が短く、脚長効果があり、胸元が広い作りが多いので、逆三角形体形に見せることができる。
そんなスタイルUPが見込めるアウターですが、半面、作業用のワークジャケットと似ていることからグレーやベージュカラーなどを選ぶと、どうしても「工場作業員」のように見えてしまうことも。着こなしや選び方が難しい上級アイテムでもあります。
今回、おすすめするのはINTERIM(インテリム)のもの。綿素材などが多いドリズラーですが、このアイテムはウールを採用。
目が細かく、光沢が美しいウール素材は日本の尾州地域(愛知県一宮市周辺)で作られたもの。
ウールには「世界三大産地」があり、日本の尾州はその一つ。ルイ・ヴィトンやメゾン・マルジェラなどトップメゾンがこぞって採用する、世界的に評価の高い産地です。
139/180 ハイパービッグウールギャバジンドリズラー(INTERIM)5万5000円
世界的に評価を受ける国産ウール
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ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag)
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