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元セクシー女優が業界の“給与システム”を暴露。企画単体女優の1本あたりの相場は

セクシー界隈で多く存在する「企画女優」の給料システムは?

たかなし亜妖さん 単体女優が月給制であることに対し、仕事がある分だけ活動できる企画女優の給料は完全歩合制。固定給は一切用意されておらず、こなした仕事の数だけお金が入ってくるシステムだ。月に何本でも出演、そしてリリースできることから作品1本当たりのギャラは単体より低くなる。  だいたいキカタンと呼ばれる女優は、1本につき15万~40万前後くらいのギャラをもらっている。内容がハードなものや、多くの時間を要するもの(宿泊込みの撮影など)だと金額がアップしやすい。最近は遠方での泊まり撮影やハードすぎる内容は減ってきているので、平均して20万円前後が相場となっているとか。

軽めの撮影のギャラは数万円程度

 企画女優に関しては芸名が表に出ず、拘束時間も短く、そう難しくない内容であれば1本5万~10万円前後くらいが平均的なギャラの相場だ。内容が軽くなればなるほど給料は下がり、なかには「ちょっと脱いだだけでカラミなし、ギャラ3万円」「セクシー作品のエキストラ担当、ギャラ2万」のような、プチお小遣い稼ぎ的な仕事が舞い込んでくることも。当然ながら仕事を受けた数が月収に直結するため、撮影があればあるほど稼げる仕組みである。なので、どんなに小さな仕事でも引き受けるタイプは非常に多い。  1ヶ月あたりの撮影本数だが、オファーが殺到している人気企画女優は月に20日以上稼働する例も決して珍しくはない。ただし正直なことを言ってしまうと、相当な売れっ子でなければ安定したオファーをもらい続けることが難しい。企画女優は単体に比べると特に収入の波が大きいのだ。
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セクシー女優の稼ぎ続けることの難しさ
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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