彼女を変えたのは、かつて爆発的に流行したウーマナイザーと“最愛の恋人”だった。 「5年くらい前、女友達がみんなウーマナイザーを使いだして、私も吸引の虜になりました。それで当時ゾッコンだった恋人を想って一日中していたら夢中になったんです」 現在、約50種類のグッズを持つうんぱいさんは「SEXとオナニーは別腹」だと言う。 「グッズは人間同士ではありえない快感を与えてくれます。イチオシのバイブ『SN16』はハートの先端の穴でクリを吸引しながら、穴の中でも強く速くクリを叩く。また、吸引ローターの『TINA』は、“舌ローラー”が1分間に430回転する。道具の力で自分の快感を極めるのがグッズオナニーなら、SEXはお互いの愛や思いやりを楽しむコミュニケーションです」 グッズの快感とSEXの快楽を峻別することが、性を探求する者の嗜みなのだ。