更新日:2023年05月15日 14:10
エンタメ

“経験人数1000人以上”元セクシー女優が語る、壮絶半生「自宅には母親と父の愛人が同居」

SMクラブ勤務は「知らない世界に」飛び込むため

――セクシー女優としてデビューするに至った経緯を聞かせてください。 白玉:20歳で上京したのですが、26歳になって「せっかく東京に来たんだし、30までにやりたかったことをやろう!」と一念発起しました。10代のころからセックスや変わったことへの関心が強かったもので、「知らない世界に飛び込みたい」「目立つことをしてみたい」という気持ちからSMクラブに飛び込んだんです。 ――SM業界について、特に前知識や経験がないにもかかわらずでしょうか? 白玉:そうです。ネットでお店を探して、完全に飛び込みでした。興味があるという気持ちだけでしたね(笑)。  私はM嬢で、つまりお客さんにイジメられるキャスト。いろいろな人がいて、そのおかげでプレイの種類も豊富でした。いきなり髪を掴まれてツバを吐きかけられたと思ったら、無理矢理くわえさせられたりとか…。ほかにも縄とか、ロウソクといったプレイを段々覚えていったんですが、特に浣腸プレイが好き・楽しいって思えたんですね。もちろんお店でやったのが初めてで、自分でも新発見でした。  私はもともとメンヘラなところがあって、あまり自分に自信がないタイプなんです。普通にお付き合いする方もいたんですけど、素の自分はなかなか出せないっていうか……。でもSMクラブで浣腸プレイとかをしている時は素でいれたし、本当に楽しいっていうか、好きになれたんですよ。

「AVに出演したのは、収入のためではなかった」

白玉あも――そこからアダルト業界に入ったきっかけは? 白玉:28歳くらいの時、素の状態で楽しむ自分を「客観的に見たいな」と思いました。SMクラブって、密室で2人きりの世界じゃないですか。ちょっとナルシスト的な発言に聞こえるかもですが、素で楽しむ自分を、第三者の視点で作品として見たいなと。  そこまで考えたら、「AVならDVDとかになるから、AVに出ればいいや」という結論まではすぐでした。だから私の場合、憧れの女優さんがいて……みたいなワケではないんですよね。また、よく聞くような報酬欲しさの業界入りでもありませんでした。ぶっちゃけ、SMクラブにずっといたほうが稼げたんですよね。私がいたスカトロ系ジャンルっていうのもあるかもしれませんが。
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引退理由は「ソフトなAVには出たくない」から
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営業・バス運転手・SEといった職を経験してきたジョブホッパー。編集プロダクションでの修行を経て、現在はフリーライターとして活動中。将来はボルゾイを飼いたいと願ってやまない

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【イベント情報】
白玉あも生誕祭~40になってもやめへんでnight
2023年5月14日(日曜日)に開催
OPEN 17:30 START 18:00
前売 3000円 当日 3500円
※ドリンク別500円
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