更新日:2023年05月15日 14:10
エンタメ

“経験人数1000人以上”元セクシー女優が語る、壮絶半生「自宅には母親と父の愛人が同居」

引退理由は「ソフトなAVには出たくない」から

――白玉さんといえばスカトロ系のジャンルが印象深いですよね。反面、あまりソフト系な普通のAVへの出演は少なかったように思います。 白玉:私はソフトなAVへの出演をお断りしてたんですよ。「普通のセックスは完全なプライベートだから人に見せるものではない」という気持ちで、自分で所属プロダクションを探した時も「スカトロ・変態系でやらせてくれ」とお話をしてました。  でもだいたいのところは「最初からスカトロ系はNG」で。「どうしても」とアツい気持ちをぶつけたところ、雇ってもらえたのが最初のプロダクションだったワケです。 ――たしかに、かなり特殊なパターンに思えますね。 白玉:ですよね(笑)。AVの業界には2年ほどいましたが、引退する時も「これ以上はスカトロ・変態系として楽しめる感じではないかも」という考えでした。当時所属していた事務所の社長からも「これだけ人気が出たんだから、ファン層を増やすためにも普通の作品にもでてみないか」っていう声をかけられることが多くて。でもさっきも言った通り、私の中で普通のセックスはプライベートなものなので、どうしてもイヤと断っていたんですよね。そこで圧を感じていたというのも、あるかもしれません。

撮影のためニオイの強くないものを食べる努力も

白玉あも――スカトロ系のAVというとかなり現場もハードなイメージですが、苦労したことなどはありましたか。 白玉:やっぱり制作中に出せるように、2日前くらいからうんちせずに「ためる」っていうのが大変でした。あとは食べていい食材も決まっていて、消化が良くてニオイも強くないものを食べようとか、消化されにくいキノコやコーンなんかは形が残るからNGみたいな。まあメーカーによっては、逆に生々しいのがいいからむしろ「鍋でも食べてキノコとかを出して」っていうところもありました。  私はやっぱりちょっと変態なので、そういう我慢しなきゃいけないみたいな状況も結構楽しめてましたよ。イベントに向けて準備するみたいな感じですね。 ――ほかに、業界ルールで苦労した点などはあったでしょうか。 白玉:いいえ……SM業界の経験が活きたのか、むしろ「こっちの現場のほうが優しいな」と感じる機会のほうが多かったです。女優さんが出るまで撮影を止める「うんこ待ち・おしっこ待ち」があったりと、お金を払って時間内で遊んでくださる素人さんのほうがハードだったかもしれません。  私はSMクラブへ1日2回ほど出勤していたのですが、スカメインになってからは1回のバックが4万~5万円。うんちを塗りあったりするオプションを選んでもらったりなど、多い時は7万~10万円のバックをいただいていました。お客さんが出している金額はそれより多いでしょうから、ハードになってしまうのは仕方ないですけどね。
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うんちのニオイは「紫のリステリン」で落とす
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営業・バス運転手・SEといった職を経験してきたジョブホッパー。編集プロダクションでの修行を経て、現在はフリーライターとして活動中。将来はボルゾイを飼いたいと願ってやまない

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