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「1時間前に出社させようとする」VS「当日のドタキャンは当たり前」街頭調査で集まったZ世代と中年世代の悲痛な声

中年社員の悲痛な声

最恐[モンスター社員]図鑑

「基本的にはみんないい子ばかり」と前置きしつつも、「もう少し空気を読んでくれたらな……」と小さな愚痴をこぼす証券会社に勤める50代男性

「不意のタメ口とか、夏休みの調整とか全然空気読まないんだよね」(金融/50代) 「低気圧を理由に早退、欠勤。特に謝罪もなく、早退と言った5分後には母親の車が会社の外に来ている」(塾講師/50代)

ドタキャンされても注意はできない

「シフトを組んで出社しているのに、勝手にリモートワークに切り替える。コミュニケーションが取れない」(化粧品メーカー/50代)
最恐[モンスター社員]図鑑

「ドタキャンの連絡が来ても、注意はできません」と笑いながらインタビューに答える姿には哀愁が漂う……

「文化が違う。ドタキャン(当日)が当たり前。そのたびに『しっかり休んで、ご自愛ください』と返しています。注意して泣かれたときは困りました……」(IT系/50代) インタビュー終盤、SL広場でリアルタイムに飲み会に遅刻する部下を待つ上司の姿も。「僕らが若い頃はあり得なかった」と目の奥に静かな怒りが垣間見えた瞬間だった。 【精神科医 春日武彦氏】 医学博士。都立松沢病院精神科部長、都立墨東病院神経科部長などを歴任。現在も臨床に携わる。近著『「狂い」の調教』(扶桑社)ほか、著書多数
最恐[モンスター社員]図鑑

春日武彦氏

取材・文/週刊SPA!編集部
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