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紅しょうが優勝!波乱の『THE W 2023』採点徹底分析。代打MC山里亮太から国民投票中止まで“不測の事態”も

「あわてんぼうなサンタクロースがいたもんだ」

 最終決戦、スパイクは「靴下の裏が真っ黒なんだもん!」と友人をいじりたおすコント。一方エルフは、ホストクラブで楽しくはしゃぐギャルと、それに翻弄されるホストの漫才。そして最後の紅しょうがは再び力強いコントをぶつけ、パンツにスカートがはさまった稲田の登場から、ショートパンツ(notトランクス)にスカートを全部入れて全身コーディネイトする熊元まで、一気に駆け抜けた。
THEW2023

突然のトラブルで国民投票を中止した最終決戦(作表/井上マサキ)

 審査員6名の投票はエルフが2票、紅しょうがが4票。5度目の決勝進出にして、紅しょうがが7代目女王の座に! 今の率直な気持ちを聞かれた熊元プロレスは「今日がクリスマスや!」と叫び、山里は「あわてんぼうなサンタクロースがいたもんだ」と切り返す。熊元プロレスはそのテンションのまま「山里さんおつかれさん!」とピンチヒッターを労う。  不測の事態を乗り越えて始まり、不測の事態を乗り越えて終わった『THE W 2023』だった。 <TEXT/井上マサキ イラスト/まつもとりえこ 編集/アライユキコ> 【まつもとりえこ】 イラストレーター。『朝日新聞telling,』『QJWeb』などでドラマ、バラエティなどテレビ番組のイラストレビューを執筆。趣味はお笑いライブに行くこと(年間100本ほど)。金沢市出身。X(Twitter):@riekomatsumoto
ライター。大手SIerにてシステムエンジニアとして勤務後、フリーランスのライターに。理系・エンジニア経験を強みに、企業取材やコーポレート案件など幅広く執筆するかたわら、「路線図マニア」としてメディアにも多数出演。著書に『たのしい路線図』(グラフィック社)、『日本の路線図』(三才ブックス)、『桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか?』(ダイヤモンド社)など。X(Twitter):@inomsk
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