野性爆弾・川島 少年時代の異常な収集癖
実家の部屋の奥底には、自分でも予想外の物が眠っていたりするものだ。懐かしく甘酸っぱいものもあれば、思わず目を背けたくなる恥ずかしいものまでさまざまある。今回は有名人にその類の思い出の品々を披露してもらった。
【川島邦裕(野性爆弾)】
◆島木譲二ファンは“パチパチパンチ”で困難に立ち向かう
押し入れは、痛恥ずかしい思い出が詰まったおもちゃ箱だ。手作りの小道具や破天荒な言動を駆使し、独自の世界観を築くお笑いコンビ、野性爆弾の川島邦裕氏は、埃をかぶった中学の卒業文集を開き、照れ笑いしながら振り返る。
「胸を青黒くしながらも“パチパチパンチ”と胸を叩く島木譲二さん。中学生の僕には、彼の雄姿が神々しく映ったんでしょうね。にしても、『島木譲二を尊敬する』『“パチパチパンチ”で困難を乗り越えたい』なんてことを書いていますが、そもそもホンマに島木さんみたいになりたいと思っとったんですかね」
芸歴19年目となる川島氏だが、やはり「“パチパチパンチ”で乗り切れたことはない」らしい。
⇒卒業文集の内容はこちら https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=233215
ところで、収集癖のある川島氏。以前は、宮川大助・花子のグッズを収集していたらしい。
「とにかく、デザインがダサい。花子師匠が胃癌を患ったのを記念した、胃の形をプリントしたTシャツに、大助師匠の脳出血をモチーフにしたステッカーとか、欲しい人おるんですかね。集めてる僕も恥ずかしいですが、デザインした花子師匠は、もっと恥ずかしいんとちゃいます!? だってこれ、人前には出せないでしょう(笑)」
とは言いながらも、「デザインを一生懸命考えている花子師匠を想像すると笑えてくる」からやめられない。
⇒【画像】はこちら https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=200455
川島氏のコレクションは、形に残るものだけではない。
「小学5年の頃、空き瓶に精子をストックしてましてね。自宅前の公民会館の屋上に瓶を保管し、オナニーするときだけ家に持ち帰っては、その中に溜めてました。数か月間溜めましたが、途中で忘れてしまって。で、2か月後くらいに取りに戻ったら、白いカビが。まるでそれは、そう……雪の結晶のようでした」
【川島邦裕】
’76年、滋賀県生まれ。独特な世界観を持つお笑いコンビ、野性爆弾のボケ担当。映画初主演作『ミステイクン』がよしもとアール・アンド・シーより好評発売中!
― 実家の部屋から発掘された(恥)コレクション【1】 ―
『ミステイクン』 野性爆弾川島ワールド全開! |
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