寿司に萌えるアイドル!? 【夢眠ねむ】
実家の部屋の奥底には、自分でも予想外の物が眠っていたりするものだ。懐かしく甘酸っぱいものもあれば、思わず目を背けたくなる恥ずかしいものまでさまざまある。今回は有名人にその類の思い出の品々を披露してもらった。
【夢眠ねむ(でんぱ組.inc)】
◆寿司こそが究極のセクシー。色、形、ツヤ……すべてに萌え
食ベ物全般にセクシーさを感じると話すのは、アイドルグループ・でんぱ組.incの夢眠ねむ氏。「誰かに食べてもらうために『自分はこんなにおいしいんだ!』とアピールしている、そのシズル感に萌えます!」と興奮気味。なかでも特に「寿司」に最高のセクシーさを見いだし、小さい頃から自作の「寿司スクラップ」を制作していた。
「海産の卸問屋の娘だから、小さい頃から絵本の代わりに食べ物の図鑑を読むことが多かったんです」
物心ついた頃には、寿司の虜。「お米とネタだけで作られるそのフォルムは、まさに芸術的。どの寿司も、形やツヤが違ってそれぞれ魅力的ですね。そのなかでも、やっぱり『マグロ』は外せません。本マグロ、炙りマグロ……種類によっても筋の入り方が違うし、それぞれの顔があるんです。『炙りエンガワ』もいい。炙ることで、スッピンから化粧して表情が生まれるのがまた、色っぽいですね」
雑誌や寿司屋のチラシから選りすぐりの写真を切り抜いては貼っての繰り返し。そんなクリエイティブな作業をカフェでしていた際、モデルにスカウトされたことも。
「『今ちょっと忙しいんで』と言って断りました。真剣ですからね。一番活用できる雑誌は『おとなの週末』。写真の撮り方に愛情を感じるんですよね。ほかの雑誌で、写真の上に文字がかぶってること、ありますよね? それが許せない。その時点で、スクラップには使えませんからね」
⇒スクラップの中身はこちら https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=200634
この発想は、エロスクラップの大家みうらじゅん氏の発想と近い。
「サブカル寄りのおたくで、仏像とかも大好き。私、みうらじゅんチルドレンかもしれません」
夢眠ねむ、今日も寿司に生きる
【夢眠ねむ】
でんぱ組.incメンバー。最新情報は公式サイトにて。http://dempagumi.dearstage.com/
― 実家の部屋から発掘された(恥)コレクション【5】 ―
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