更新日:2022年07月08日 15:42
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アキバの「外国人おもてなし力」を覆面調査。オタクショップで細かい質問を英語でしてみたら…

 政府は東京五輪の2020年までに、年間訪日外国人の数を4000万人に増やすと発表。そんなニッポンの「英語おもてなし力」は大丈夫かを確かめるべく、抜き打ち調査を各所で実施。TOEIC860点、英語圏在住歴ありなどの記者が日本の国際化対応力を検証した。
秋葉原

※写真はイメージです

アキバのオタク店は意外と英語力高し

 クールジャパンの影響からか、欧米からの観光客の多くが秋葉原のオタクショップに足を運ぶという。オタクと英語でのおもてなしという組み合わせは一見相性が悪そうに思えたが、それは杞憂だった。フィギュアショップで「セクシーなフィギュアを見たい」とリクエストするとすぐに一押しの品を持ってきて、丁寧な解説。「服は脱がせられるの?」と尋ねるとPC画面上にあられもない姿になった同一のフィギュア画像を出してくれた。また、他のショップではキャラクターの名前を告げると瞬時に該当商品を提示。また、数千点はある中から適当なキャラクターを見せて「これは誰?」と聞くと、どの作品のどんなキャラクターかを流暢な英語で即答してくれた。  英語力が低い店舗でも、日本のオタク文化を楽しんでもらいたいという意思を感じた。ブロマイド屋で某人気アイドルの写真を見せて「これは誰?」と問うと「SKE48」と返答。「AKBじゃないの?」と返すと困惑しながら「AKB is SKE」。「何? 意味がわからない」と突っ込むと絞り出すように「Same(同じ)」と返してきた。しかし記者が「この娘かわいくて、ファンになっちゃったよ」と軽口を叩くと断片的な英語を聞き取って嬉しそうにはにかんでいた。 【アキバのオタク店の調査結果】 英語力 ★★★★ おもてなし ★★★★★ ※5点満点
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